ヨコオ(6800)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 400 | 11 | 4 | -2 | 2.2 | 20.6 | — | 64.3 |
| FY2016 | 441 | 25 | 24 | 14 | 11.4 | 118.9 | — | 62.5 |
| FY2017 | 519 | 31 | 23 | -5 | 10.0 | 115.8 | 18.0 | 62.4 |
| FY2018 | 548 | 30 | 22 | 2 | 9.0 | 109.2 | 22.0 | 57.2 |
| FY2019 | 606 | 49 | 34 | 32 | 13.0 | 169.9 | 26.0 | 55.1 |
| FY2020 | 600 | 52 | 38 | 5 | 10.6 | 184.6 | 30.0 | 63.6 |
| FY2021 | 668 | 47 | 47 | -23 | 10.5 | 202.3 | 36.0 | 66.2 |
| FY2022 | 780 | 47 | 31 | 15 | 6.7 | 135.0 | 40.0 | 66.7 |
| FY2023 | 769 | 16 | 15 | -3 | 3.0 | 64.9 | 50.0 | 65.8 |
| FY2024 | 829 | 42 | 22 | 32 | 4.3 | 95.6 | 44.0 | 68.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ヨコオの事業内容(コネクタ、スイッチ等)において、強力なブランド力や特許、規制ライセンスといった無形資産の存在を示す具体的な情報は確認できない。汎用品に近い製品も多く、差別化要因としての無形資産は限定的と考えられる。
同社製品は、自動車や産業機器など、一度採用されると仕様変更や切り替えにコストや時間がかかる分野で使用される場合がある。しかし、コネクタやスイッチは汎用性が高く、競合他社製品への切り替えが比較的容易なケースも多いと推測される。
ヨコオの事業には、ユーザー数の増加が製品・サービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は基本的に見られない。BtoBの部品供給が中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
長年の製造業としての経験や、ある程度の生産規模による効率化は考えられるが、業界全体として価格競争が激しい分野であり、圧倒的なコスト優位性を確立しているとは言えない。為替変動の影響も受ける可能性がある。
コネクタやスイッチといった部品市場は、特定の用途や顧客層において、ヨコオが一定のシェアを確保している可能性がある。特に自動車分野など、高い品質と信頼性が求められる市場での地位は、規模の経済による効率的な生産体制に支えられている側面がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
EV化や自動運転技術の進展に伴う車載用コネクタ需要の増加
産業機器の高度化・IoT化による高機能コネクタ・スイッチの需要拡大
グローバルな生産・供給体制の強化によるシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢や技術革新
主要顧客である自動車業界の景気変動リスク
原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ヨコオの投資が失敗するには、まず同社が規模の経済によって築き上げた市場での地位が、技術革新や新規参入企業によって容易に覆される必要がある。具体的には、競合他社がより低コストで同等以上の性能を持つコネクタやスイッチを開発・供給し、顧客が容易に乗り換えられる状況が生まれること。また、EVシフトや自動運転といった成長分野での技術開発競争に敗北し、主要顧客からの受注を失うこと。さらに、グローバルな生産拠点の維持・拡大が困難になり、コスト競争力や供給能力が低下することも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性と市場シェアが持続的に低下していくシナリオが考えられる。
5年後のモート予測
EV・自動運転関連や産業機器向けの高機能製品の需要増により、売上・利益ともに堅調に成長。グローバル展開も進み、収益性が向上する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長が見込まれる。新興国市場での需要を取り込み、一定の収益を確保する。
自動車業界の減速や激化する価格競争により、売上・利益ともに伸び悩む。新技術への対応遅れが響き、市場シェアを失うリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,205億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 68.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -22.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 54.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.32倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書