岡谷電機産業(6926)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 124 | 4 | -8 | 7 | -8.8 | -33.7 | — | 66.1 |
| FY2016 | 122 | 5 | 4 | -3 | 4.0 | 16.3 | — | 63.6 |
| FY2017 | 136 | 7 | 4 | -8 | 4.7 | 19.5 | 9.0 | 58.7 |
| FY2018 | 131 | 2 | -7 | -2 | -8.2 | -30.0 | 9.0 | 56.6 |
| FY2019 | 112 | -2 | -6 | 4 | -8.0 | -25.5 | 4.0 | 51.2 |
| FY2020 | 105 | 1 | 0 | 3 | 0.0 | 0.1 | 0.0 | 52.4 |
| FY2021 | 134 | -5 | -4 | -17 | -6.0 | -19.5 | 4.0 | 45.3 |
| FY2022 | 171 | 7 | 6 | -3 | 7.5 | 27.4 | 0.0 | 49.0 |
| FY2023 | 143 | 4 | 1 | 17 | 1.3 | 5.4 | 4.0 | 53.0 |
| FY2024 | 96 | -17 | -17 | -6 | -24.1 | -76.2 | 4.0 | 50.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
岡谷電機産業は、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに依存する事業モデルではなく、多岐にわたる電子部品の製造・販売を手掛けている。そのため、無形資産による競争優位性は限定的と評価される。
同社が提供する電子部品は、特定の産業機器や自動車部品などに組み込まれる場合、顧客の設計変更コストや認証プロセスを考慮すると、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、汎用的な部品も多く、乗り換え障壁は高くない。
岡谷電機産業の事業は、製品の利用者が増えることで価値が増大するようなネットワーク効果を生まない。個々の顧客との取引が中心であり、プラットフォーム型ビジネスとは異なる。
電子部品業界は価格競争が激しく、同社も効率的な生産体制の構築に努めていると考えられる。しかし、グローバルな競合と比較して、構造的なコスト優位性を確立している明確な証拠は乏しい。
電子部品業界は多数のプレイヤーが存在する競争市場であり、岡谷電機産業は一定の規模を持つ企業ではあるものの、業界全体を寡占するほどの圧倒的な規模の経済を有しているとは言えない。特定のニッチ市場では優位性を持つ可能性はある。
競合との比較優位
強気シナリオ
EV化やIoT化の進展に伴う電子部品需要の増加
特定の高付加価値部品における技術的優位性の確立
グローバルサプライチェーンにおける安定供給能力の評価向上
弱気シナリオ(モート侵食)
激化する価格競争による収益性の低下
新興国メーカーの台頭による市場シェアの低下
主要顧客の業績低迷や生産拠点の移転リスク
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
岡谷電機産業への投資が失敗するとすれば、それは同社が競争優位性を確立できない、あるいは既存の優位性を維持できないシナリオである。具体的には、技術革新の波に乗り遅れ、競合他社がより低コストで高性能な代替品を開発・提供し始めた場合。また、主要顧客がより安価なサプライヤーへ切り替える動きが加速し、同社の売上と利益率が継続的に悪化する状況も考えられる。さらに、グローバルな地政学的リスクやサプライチェーンの混乱が長期化し、同社の生産・供給能力が著しく損なわれることも、投資の失敗につながる要因となりうる。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性が構造的に悪化することが、この投資が失敗する真の理由となるだろう。
5年後のモート予測
EV・IoT関連需要の取り込み、高付加価値製品へのシフトにより、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな市場成長に合わせて微増益を続ける。
価格競争の激化と技術陳腐化により、売上・利益ともに減少傾向が続く。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 42億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 53.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 35.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.47倍 |
合格数:2/7 部分的合格