メガチップス(6875)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 557 | -3 | -8 | -17 | -2.7 | -35.2 | — | 41.1 |
| FY2016 | 674 | 19 | -9 | -62 | -3.4 | -44.1 | — | 34.3 |
| FY2017 | 890 | 27 | 19 | -3 | 6.3 | 90.1 | 34.0 | 33.0 |
| FY2018 | 951 | 6 | -17 | -162 | -6.6 | -79.4 | 34.0 | 28.5 |
| FY2019 | 658 | 10 | -18 | 257 | -5.8 | -82.4 | 17.0 | 38.8 |
| FY2020 | 838 | 50 | 209 | 225 | 41.8 | 961.3 | 17.0 | 67.1 |
| FY2021 | 753 | 70 | 275 | 198 | 40.9 | 1,349.0 | 80.0 | 75.1 |
| FY2022 | 707 | 60 | 71 | -43 | 9.5 | 369.4 | 90.0 | 83.7 |
| FY2023 | 579 | 55 | 45 | 84 | 4.4 | 242.3 | 90.0 | 80.9 |
| FY2024 | 423 | 22 | 54 | -1 | 4.5 | 306.3 | 110.0 | 78.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
メガチップスは半導体メモリの製造・販売を行っているが、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、あるいは規制ライセンスによる独占的な優位性は確認できない。汎用的な半導体メモリ市場では、技術革新やコスト競争が激しく、無形資産による持続的な競争優位性は限定的である。
半導体メモリは、顧客(主に電子機器メーカー)にとって重要な部品であるが、複数のサプライヤーが存在し、技術仕様や価格交渉によって比較的容易に乗り換えが可能である。ただし、特定の顧客との長期契約や、カスタマイズされた製品供給の実績があれば、限定的なスイッチングコストが発生する可能性はある。
半導体メモリ市場は、製品の標準化が進んでおり、ユーザーが増えることで製品価値が向上するネットワーク効果は基本的に働かない。プラットフォームビジネスとは異なり、メモリチップの利用者は、他の利用者の増加によって直接的なメリットを享受するわけではない。
半導体製造は巨額の設備投資を要し、生産規模が大きくなるほど単位あたりの製造コストは低下する傾向がある。メガチップスが一定の生産規模を有している場合、コスト優位性の源泉となりうるが、市場全体で見ると、より大規模な競合他社とのコスト競争は厳しいと考えられる。
半導体メモリ業界は、巨額の設備投資と技術開発競争により、限られた数の大手企業が市場を寡占する傾向がある。メガチップスは、この業界において一定の地位を占めている可能性があり、規模の経済を活かした効率的な生産体制を構築している場合、競争優位性につながる。しかし、業界トップクラスの企業と比較すると、その規模は限定的である可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
NANDフラッシュメモリ市場の堅調な需要拡大
高付加価値製品へのシフトによる収益性向上
技術開発による競争力強化とシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
メモリ市況の悪化と価格下落
競合他社の技術革新への追随遅延
地政学リスクやサプライチェーンの混乱
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
メガチップスの投資が失敗するには、まず半導体メモリ市場、特にNANDフラッシュメモリ市場が構造的に縮小し、需要が長期的に低迷することが必要である。次に、同社が技術開発競争において主要な競合他社に決定的に後れを取り、製品の陳腐化が進むか、あるいはコスト競争力で太刀打ちできなくなる状況が考えられる。さらに、顧客基盤が弱体化し、主要な取引先が競合他社へ移行することで、規模の経済による優位性が失われ、固定費の負担が重くのしかかる事態も想定される。地政学的なリスクや、サプライチェーンの寸断が長期化し、生産活動そのものが困難になるシナリオも、同社の競争優位性を根底から覆す要因となりうる。
5年後のモート予測
NANDフラッシュメモリ市場の成長と、高密度・高付加価値製品への注力が奏功し、売上・利益ともに堅調に成長。技術革新も進み、競争優位性を維持・拡大する。
メモリ市況の変動に影響を受けつつも、一定の生産規模と技術力を維持し、緩やかな成長を続ける。競合との競争は激化するものの、市場シェアを大きく落とすことはない。
メモリ市況の長期的な低迷や、競合他社の技術革新に追随できず、収益性が悪化。市場シェアも徐々に低下し、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,168億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 78.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -39.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 40.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.79倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-05 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-03 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-26 臨時報告書
- 2026-06-26 臨時報告書
- 2026-06-26 臨時報告書
- 2026-06-03 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-14 臨時報告書