6814

古野電気(6814)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
7,690
2026-09-01
時価総額
2,035 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 787 15 13 23 3.5 40.1 47.5
FY2017 791 20 12 17 3.2 39.3 8.0 49.8
FY2018 821 48 40 20 9.7 127.8 10.0 51.7
FY2019 831 24 20 49 4.8 64.8 25.0 55.1
FY2020 823 37 39 40 8.6 125.2 20.0 55.1
FY2021 848 25 28 18 5.9 89.2 40.0 55.7
FY2022 913 15 13 -95 2.6 42.7 40.0 49.0
FY2023 1,149 65 62 -9 10.2 197.6 25.0 53.4
FY2024 1,270 132 115 62 15.8 362.6 60.0 58.4
FY2025 1,406 162 167 181 18.6 529.5 110.0 63.2

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産2/5

古野電気は、船舶用航海・漁業用通信機器分野で長年の実績と高いブランド認知度を持つ。特にレーダーやソナー技術に関する特許やノウハウは蓄積されているが、競合他社も同様の技術開発を進めており、絶対的な独占性は限定的。

スイッチングコスト3/5

船舶用機器は、一度導入するとメンテナンスやオペレーターの習熟度から、他社製品への切り替えには一定のコストと手間がかかる。特に、既存システムとの互換性や信頼性が重視されるため、顧客は容易に乗り換えない傾向がある。

ネットワーク効果0/5

同社の製品は個別の機器としての機能が主であり、ユーザーが増えることで製品価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に見られない。

コスト優位1/5

量産効果によるコスト優位性は一定程度存在するが、高度な技術を要する製品であり、競合他社も同様の生産体制を持つため、構造的なコスト優位性は強くない。

規模の経済2/5

船舶用機器市場において一定のシェアを持つが、グローバルな大手競合と比較すると、規模の経済性においては劣後する可能性がある。市場全体が成熟していることもあり、急激な規模拡大は難しい。

競合との比較優位

強気シナリオ

船舶の自動運航技術やIoT化の進展に伴う高付加価値製品へのシフト

既存顧客基盤からのクロスセル・アップセル機会の拡大

新興国市場における船舶関連インフラ整備需要の取り込み

弱気シナリオ(モート侵食)

大手競合他社による低価格攻勢や技術革新への対応遅れ

船舶業界全体の景気変動や海運規制の強化による需要低迷

サイバーセキュリティリスクの増大とそれに対する対策コストの増加

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

古野電気の投資が失敗するには、同社が持つ長年の技術的蓄積と顧客との関係性が、急速に陳腐化するか、あるいは競合他社がより革新的な技術をより低コストで提供できるようになる必要がある。具体的には、船舶のデジタル化や自動化の波に乗り遅れ、既存のスイッチング・コストの優位性が失われるほど、顧客が容易に他社製品へ移行できるようになるシナリオが考えられる。また、グローバルな大手企業が、古野電気のニッチ市場に本格参入し、圧倒的な規模の経済性と研究開発力で価格競争を仕掛け、ブランド力や技術的優位性を凌駕するような状況も考えられる。さらに、主要な販売チャネルや顧客との関係性が、予期せぬ規制変更や地政学的リスクによって断絶される可能性も否定できない。

5年後のモート予測

強気

自動運航やIoT化に対応した高付加価値製品の投入により、市場シェアを維持・拡大。新興国需要を取り込み、売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな技術革新に対応。市場環境の変化に左右され、売上・利益は横ばい傾向で推移する。

弱気

競合の技術革新や価格攻勢に対応できず、市場シェアを徐々に失う。船舶業界の不振も重なり、売上・利益ともに減少傾向となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,035億
2. 健全な財務 自己資本比率 63.2%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 131.4%
6. 適度なPER PER 12.2倍
7. 適度なPBR PBR 2.28倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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