サンケン電気(6707)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,588 | 59 | 17 | 83 | 3.2 | 14.4 | — | 29.8 |
| FY2017 | 1,752 | 120 | -114 | -21 | -15.8 | -94.2 | 3.5 | 29.8 |
| FY2018 | 1,737 | 105 | 40 | -72 | 5.1 | 163.7 | 6.0 | 31.0 |
| FY2019 | 1,602 | 43 | -56 | 48 | -7.7 | -229.8 | — | 25.7 |
| FY2020 | 1,568 | -12 | -70 | -47 | -6.1 | -288.0 | 30.0 | 35.8 |
| FY2021 | 1,757 | 137 | 32 | 11 | 2.3 | 132.8 | 0.0 | 38.8 |
| FY2022 | 2,254 | 262 | 95 | -85 | 5.5 | 394.9 | 30.0 | 36.8 |
| FY2023 | 2,352 | 195 | -81 | -736 | -4.1 | -336.0 | 30.0 | 31.1 |
| FY2024 | 1,216 | -38 | 509 | 883 | 34.4 | 2,119.5 | 15.0 | 56.9 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 0.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
サンケン電気は半導体デバイスの設計・製造・販売を手掛けるが、特定の強力なブランドや特許による独占的地位は確立していない。一部の技術力は存在するものの、競合他社との差別化要因としては限定的。
車載向け半導体など、一部のニッチ市場では顧客との長年の取引関係や仕様適合により、一定のスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、汎用的な製品も多く、顧客の乗り換えリスクは無視できない。
サンケン電気の事業モデルには、ユーザー数の増加が製品・サービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は基本的に見られない。
長年の製造ノウハウや効率化努力により、一定のコスト競争力は維持していると考えられる。しかし、グローバルな半導体業界において、構造的な圧倒的コスト優位性を確立しているとは言えない。
パワー半導体分野において、一定の生産規模と市場シェアを有しており、業界内での地位を確立している。特に車載向けなど、特定の分野では効率的な規模の経済が働いている可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
車載向け半導体需要の継続的な拡大による業績向上
高付加価値製品へのシフトによる収益性改善
新興国市場でのシェア拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
半導体市況の悪化による価格競争の激化
主要顧客の生産計画変動による業績への影響
競合他社による技術革新や低価格攻勢
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
サンケン電気の投資が失敗するには、まず車載向け半導体市場の成長が鈍化し、同社の主要な成長ドライバーが失われる必要がある。次に、競合他社がより低コストで高性能な製品を投入し、サンケン電気の市場シェアを奪うことが考えられる。さらに、同社が技術革新への投資を怠り、製品ライフサイクルが短い中で陳腐化が進むシナリオも考えられる。為替変動リスクや地政学リスクがサプライチェーンを寸断し、生産・供給能力に深刻な影響を与えることも、投資失敗の要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の競争優位性が失われ、収益性が悪化するだろう。
5年後のモート予測
車載向け需要の拡大と高付加価値製品へのシフトにより、売上高・利益ともに堅調な成長を遂げる。特にEV化の進展が追い風となる。
緩やかな市場成長と一定の競争圧力の中で、既存事業の維持・拡大を図る。収益性は安定するものの、大きな飛躍は見込めない。
半導体市況の悪化や競合激化により、価格競争に巻き込まれ、収益性が低下する。新興国市場でのシェア獲得も計画通りに進まない。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,179億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 56.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 151.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 4.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.42倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準
直近の適時開示
- 2026-07-01 臨時報告書