サン電子(6736)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 229 | 4 | 2 | -46 | 1.0 | 6.9 | — | 57.7 |
| FY2016 | 247 | 1 | -6 | 18 | -3.9 | -25.9 | — | 49.8 |
| FY2017 | 263 | -11 | -13 | 16 | -10.6 | -57.4 | 20.0 | 42.3 |
| FY2018 | 252 | -2 | -10 | -27 | -9.8 | -43.6 | 20.0 | 32.2 |
| FY2019 | 262 | -23 | -34 | -51 | -18.5 | -152.5 | 20.0 | 30.1 |
| FY2020 | 267 | 7 | 0 | 52 | 0.2 | 2.1 | 0.0 | 28.9 |
| FY2021 | 372 | 14 | 28 | 77 | 10.4 | 117.8 | 10.0 | 29.7 |
| FY2022 | 374 | -17 | 69 | -386 | 19.6 | 292.8 | 40.0 | 83.6 |
| FY2023 | 100 | 3 | -38 | -11 | -10.1 | -169.8 | 20.0 | 79.3 |
| FY2024 | 108 | 0 | 172 | 13 | 36.2 | 774.0 | 40.0 | 89.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:3/25 主要モート:none 持続性:判定中
サン電子は、特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスによる明確な無形資産の優位性を示唆する情報は限定的です。事業内容は多岐にわたるものの、他社との差別化を決定づけるような独占的IPの存在は確認できません。
パチンコ・パチスロ遊技機事業においては、設置店との関係性や保守サービスによる一定のスイッチング・コストが発生する可能性があります。しかし、遊技機メーカー間の競争は激しく、設置店が他社製品へ切り替えるリスクは無視できません。
サン電子の事業ポートフォリオにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を指数関数的に高めるようなネットワーク効果が働く事業は見当たりません。各事業は独立性が高く、相互に補完し合う構造ではありません。
遊技機事業における製造コストや、IoTソリューション事業における開発・調達コストについて、構造的なコスト優位性を示す具体的な情報は乏しいです。規模の経済や独自の生産技術による顕著なコスト削減効果は確認されていません。
遊技機市場やIoTソリューション市場において、サン電子が圧倒的なシェアを持つ、あるいは業界構造的に最適な少数寡占を形成しているとは言えません。市場規模に対して、競合他社と比較して際立った規模の経済による優位性は見られません。
競合との比較優位
強気シナリオ
遊技機事業におけるヒット機種の継続的な開発・販売
IoTソリューション事業における新規顧客の獲得とサービス拡大
M&Aや事業提携による新たな収益源の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
遊技機市場の規制強化や需要低迷
IoTソリューション事業における競争激化と技術陳腐化
主要事業における収益性の悪化と財務基盤の脆弱化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
サン電子の投資が失敗するには、同社が競争優位性を構築・維持できない状況が継続することが必要です。具体的には、遊技機事業において、他社に模倣されやすい技術やデザインでヒット機種を連発できず、市場シェアを徐々に失っていくシナリオです。また、IoTソリューション事業においても、競合他社がより低コストで高機能な製品・サービスを提供し、サン電子が技術革新に追いつけず、顧客を獲得できない状況が続くことが考えられます。さらに、これらの事業が収益を生まない、あるいは赤字を垂れ流し続けることで、財務体質が悪化し、新たな投資や研究開発ができなくなるという悪循環に陥ることが、失敗の前提条件となるでしょう。
5年後のモート予測
遊技機事業でのヒット機種とIoT事業の成長により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。新規事業の開拓にも成功し、収益基盤が強化される。
遊技機事業は横ばい、IoT事業は緩やかな成長に留まる。競争環境の厳しさから、大幅な利益成長は難しいが、安定的な収益は維持する。
遊技機市場の縮小やIoT事業の競争激化により、売上・利益ともに減少傾向となる。新規投資が滞り、競争力の低下が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,030億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 89.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 87.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 4.27倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-10 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-25 臨時報告書
- 2026-06-12 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-19 臨時報告書
- 2026-05-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)