星和電機(6748)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 234 | 7 | 5 | 5 | 5.3 | 43.6 | — | 40.3 |
| FY2016 | 210 | 1 | -7 | 11 | -7.8 | -59.5 | — | 39.7 |
| FY2017 | 236 | 8 | 6 | -14 | 5.6 | 48.6 | 10.0 | 40.8 |
| FY2018 | 204 | 0 | 2 | -0 | 2.0 | 16.2 | 10.0 | 43.7 |
| FY2019 | 261 | 13 | 11 | -18 | 9.9 | 84.1 | 10.0 | 37.3 |
| FY2020 | 183 | 7 | 6 | 7 | 5.1 | 46.6 | 10.0 | 43.9 |
| FY2021 | 262 | 15 | 9 | -8 | 6.9 | 69.1 | 15.0 | 43.7 |
| FY2022 | 234 | 15 | 11 | 44 | 7.8 | 83.8 | 15.0 | 49.7 |
| FY2023 | 238 | 10 | 8 | 2 | 5.1 | 60.4 | 18.0 | 55.9 |
| FY2024 | 252 | 18 | 14 | 8 | 7.8 | 103.0 | 18.0 | 56.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
星和電機は、特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPによる明確な無形資産の優位性は、公開情報からは確認できません。事業内容は主に自動車部品や照明器具であり、これらは一般的に技術革新やデザインの模倣が比較的容易な分野です。
自動車部品サプライヤーとして、大手自動車メーカーとの長年の取引関係や、特定の車種に合わせた部品開発・供給実績は、一定のスイッチング・コストを生み出す可能性があります。しかし、自動車業界全体の部品調達戦略の変化や、競合他社の技術力向上により、このコストは相対的に低下するリスクがあります。
星和電機の事業モデルは、ユーザーが増えることでサービスの価値が増加するようなネットワーク効果を生み出す性質のものではありません。主にBtoBビジネスであり、個々の顧客との直接的な取引が中心となります。
電気機器部品製造業として、一定の生産効率やサプライチェーン管理は行われていると考えられますが、他社と比較して構造的に著しく低いコストを実現できるような、明確なコスト優位性を示す情報は確認できません。為替変動や原材料価格の変動リスクは存在します。
自動車部品や照明器具の分野で一定の事業規模を有していますが、業界全体で見ると、グローバルな大手企業と比較して圧倒的な効率規模の優位性を持っているとは言えません。特定のニッチ市場においては一定の地位を築いている可能性がありますが、寡占的な市場構造を形成しているかは不明です。
競合との比較優位
強気シナリオ
EVシフトや自動運転技術の進展に伴う、車載用照明や電子部品の需要拡大
長年の取引で培った大手自動車メーカーとの強固な関係性の維持・深化
海外市場における新規顧客の獲得と事業拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客である自動車メーカーの生産台数減少や、部品調達戦略の変更
競合他社による低価格製品や高機能製品の投入による競争激化
原材料価格の高騰や為替レートの変動による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
星和電機への投資が失敗するには、まず自動車業界全体が長期的な構造不況に陥り、新車販売台数が恒常的に低迷することが考えられます。特に、主要顧客である国内大手自動車メーカーが、EVシフトへの対応の遅れや、自動運転技術の開発競争で後塵を拝し、市場シェアを大きく失うシナリオです。また、同社が依存する特定の部品技術が陳腐化し、競合他社がより安価で高性能な代替品を迅速に開発・供給できるようになった場合、スイッチング・コストは急速に低下し、価格競争に巻き込まれるリスクも無視できません。さらに、サプライチェーンの混乱や地政学的リスクが高まり、原材料調達コストが急騰し、かつそれを価格転嫁できない状況が続けば、収益性は著しく悪化するでしょう。
5年後のモート予測
EV・自動運転関連部品の需要増と海外展開の成功により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。特に高付加価値製品の比率が高まり、収益性が向上する。
自動車業界の緩やかな回復と、既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、EV関連分野での緩やかな成長が見込まれる。大きな飛躍はないが、安定した業績推移となる。
自動車業界の長期低迷、競争激化、コスト増により、売上・利益ともに減少する。特に既存事業の収益性が悪化し、新規分野への投資余力が低下する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 94億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 63.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 4.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 7.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.49倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準