リバーエレテック(6666)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 57 | 1 | 0 | 5 | 1.4 | 4.8 | — | 34.0 |
| FY2016 | 50 | -3 | -3 | -3 | -13.4 | -37.8 | — | 29.3 |
| FY2017 | 46 | -4 | -4 | -11 | -26.2 | -59.9 | 0.0 | 21.6 |
| FY2018 | 42 | -7 | -8 | 1 | -88.4 | -102.2 | 0.0 | 13.1 |
| FY2019 | 45 | 0 | 1 | 5 | 9.4 | 11.9 | 0.0 | 13.6 |
| FY2020 | 55 | 6 | 6 | -0 | 34.2 | 75.6 | 0.0 | 20.6 |
| FY2021 | 74 | 12 | 11 | -1 | 28.5 | 130.9 | 5.0 | 42.7 |
| FY2022 | 69 | 11 | 9 | 2 | 18.6 | 103.6 | 13.0 | 47.5 |
| FY2023 | 55 | 0 | -1 | 3 | -3.0 | -15.9 | 13.0 | 43.7 |
| FY2024 | 57 | -1 | -1 | -7 | -1.8 | -9.7 | 10.0 | 41.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:null/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
リバーエレテックは、水晶振動子やセンサーなどの電子部品を製造・販売する企業であるが、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的な知的財産権によって裏付けられた無形資産は、公開情報からは確認できない。競争優位性の源泉は、技術力や品質管理にあると考えられるが、それが特許等で保護されている度合いは低い。
水晶振動子やセンサーは、顧客の製品設計に組み込まれるため、一度採用されると仕様変更やサプライヤー変更には一定のコストとリスクが伴う。特に、車載用途など高い信頼性が求められる分野では、認証プロセスや品質保証の観点から、顧客は安易なサプライヤー変更を避ける傾向がある。しかし、代替技術や競合製品も存在するため、スイッチング・コストは限定的である。
リバーエレテックの事業は、個々の電子部品の性能や品質が重視されるBtoBビジネスであり、ユーザー数の増加が製品価値を直接高めるようなネットワーク効果は発生しない。プラットフォーム型ビジネスとは異なり、顧客間の相互作用やデータ共有による価値創出は見られない。
同社は、長年の経験と生産技術の蓄積により、一定のコスト競争力を有していると考えられる。特に、量産効果や効率的な生産体制の構築は、コスト削減に寄与する可能性がある。しかし、原材料価格の変動や、より大規模な競合他社とのコスト比較において、構造的なコスト優位性を確立しているとまでは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
車載分野やIoT分野における高信頼性電子部品の需要拡大
技術革新による高付加価値製品の開発・投入
グローバルな販売網の拡充と主要顧客との関係強化
弱気シナリオ(モート侵食)
主要顧客の業績悪化や生産計画の変更
競合他社による低価格攻勢や技術的優位性の喪失
半導体不足や地政学的リスクによるサプライチェーンの混乱
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
リバーエレテックの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた技術力や品質管理能力が、競合他社の急速な技術革新や低コスト化によって陳腐化し、顧客がより安価で高性能な代替品に容易に乗り換える状況が到来する必要がある。特に、主要顧客である自動車メーカーや電子機器メーカーが、サプライヤー多様化やコスト削減を最優先し、リバーエレテックの製品を切り捨てる決断を下すシナリオが考えられる。また、同社が参入しているニッチ市場が、予期せぬ技術的ブレークスルーや市場構造の変化によって縮小し、同社の事業基盤そのものが揺らぐ可能性も否定できない。さらに、為替変動リスクや原材料価格の高騰が、同社の収益性を著しく悪化させ、競争力を削ぐことも考えられる。
5年後のモート予測
車載・IoT分野の成長を取り込み、高付加価値製品の販売拡大により、売上・利益ともに堅調な成長を遂げる。技術力と品質を武器に、市場シェアを徐々に拡大していく。
既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。車載分野での採用拡大や、新製品投入による売上増が期待されるが、競争激化による価格圧力も存在する。
主要顧客の需要低迷や、競合の攻勢により、売上・利益ともに減少する。技術的優位性を失い、価格競争に巻き込まれるリスクが高い。事業再編の可能性も視野に入る。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 94億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 47.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 5年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 10.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.96倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書