ダブル・スコープ(6619)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 90 | 24 | 19 | -47 | 9.4 | 65.3 | 2.5 | 67.8 |
| FY2017 | 95 | 3 | -1 | -136 | -0.5 | -3.9 | 2.5 | 49.1 |
| FY2018 | 87 | -33 | -29 | -108 | -16.0 | -91.5 | 2.5 | 37.5 |
| FY2019 | 132 | -33 | -35 | -183 | -23.1 | -108.4 | 0.0 | 21.7 |
| FY2020 | 185 | -28 | -112 | -145 | -112.5 | -299.3 | 0.0 | 14.1 |
| FY2021 | 300 | 19 | -29 | -1 | -5.8 | -56.7 | 0.0 | 36.7 |
| FY2022 | 451 | 78 | 44 | -217 | 3.9 | 80.4 | 0.0 | 36.1 |
| FY2023 | 480 | 39 | 9 | -378 | 0.8 | 17.1 | 0.0 | 31.3 |
| FY2024 | 310 | -10 | -37 | -247 | -7.5 | -67.6 | 0.0 | 82.5 |
| FY2025 | 36 | -49 | -125 | 0 | -30.5 | -225.9 | 0.0 | 78.5 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
財務データが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、独占的IPに関する具体的な評価は不可能。公開情報からは明確な無形資産の存在は確認できない。
リチウムイオン電池セパレータというニッチな市場であり、顧客(電池メーカー)との関係性は構築されていると考えられるが、顧客が他社製品に切り替える際の具体的なコストやリスクに関する情報は乏しい。現時点では弱いスイッチング・コストの可能性を示唆するに留まる。
リチウムイオン電池セパレータ事業は、直接的なネットワーク効果を生み出す性質のものではない。プラットフォーム型ビジネスではないため、ユーザー数の増加が製品価値を直接高める構造ではない。
セパレータ製造における生産技術や歩留まりの改善はコスト競争力に寄与する可能性がある。しかし、競合他社とのコスト構造の優位性を示す具体的なデータや、原材料調達における圧倒的な優位性などは確認できないため、現時点では限定的な評価。
リチウムイオン電池セパレータ市場は、大手メーカーが寡占化している傾向がある。ダブル・スコープは一定の生産能力と市場シェアを有しており、業界規模に対して最適な少数寡占の一角を担っている可能性がある。しかし、グローバルな大手競合と比較した場合の規模の優位性は限定的かもしれない。
競合との比較優位
強気シナリオ
EV市場の拡大に伴うセパレータ需要の増加
技術革新による高性能セパレータの提供
生産効率の向上によるコスト競争力の強化
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢
代替技術(全固体電池など)の台頭による需要減
主要顧客の生産計画変更や他社への乗り換え
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、まずEV市場の成長が期待外れに終わるか、あるいはダブル・スコープがセパレータ市場における競争力を急速に失う必要がある。具体的には、競合他社がより低コストで高品質な製品を大量供給できるようになり、ダブル・スコープのシェアが奪われるシナリオだ。また、セパレータに代わる新しい電池技術(例えば全固体電池)が急速に普及し、現在のセパレータ市場そのものが縮小してしまうことも考えられる。さらに、主要顧客である電池メーカーが、ダブル・スコープ以外のサプライヤーとの取引を大幅に増やし、ダブル・スコープへの依存度を低下させることも、この投資の失敗につながるだろう。技術開発競争で後れを取り、差別化できなくなることもリスク要因となる。
5年後のモート予測
EV市場の急拡大と高性能セパレータへの需要増により、生産能力増強と技術革新が奏功し、売上・利益ともに大幅に成長する。
EV市場の緩やかな成長と、セパレータ市場における競争激化の中で、一定のシェアを維持しつつ、緩やかな成長を続ける。
競合の低価格攻勢や代替技術の台頭により、セパレータ市場の成長が鈍化し、ダブル・スコープのシェアが低下、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 153億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 31.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 3年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 16.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.29倍 |
合格数:1/7 部分的合格