6848

東亜ディーケーケー(6848)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
871
2026-09-01
時価総額
169 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 144 14 12 -1 8.9 61.9 68.9
FY2017 156 17 12 2 8.1 62.0 13.0 68.4
FY2018 175 20 13 14 8.4 66.7 15.0 69.5
FY2019 163 18 14 7 8.2 69.0 16.0 72.4
FY2020 160 19 14 14 7.6 69.3 17.0 74.3
FY2021 164 19 13 11 7.0 67.9 17.0 75.3
FY2022 165 16 12 -1 6.1 61.5 17.0 75.2
FY2023 174 18 13 -16 5.8 65.5 18.0 77.0
FY2024 181 13 11 12 5.1 56.4 21.0 76.5
FY2025 22.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:none 持続性:判定中

無形資産1/5

東亜ディーケーケーは、分析機器・計測機器の分野で長年の実績を持つが、特定の強力なブランドや特許による独占的な地位を確立しているとは言えない。一部のニッチ分野での技術力は存在するものの、それが広範な競争優位に繋がるほどの無形資産とは評価しにくい。

スイッチングコスト2/5

同社の製品は、研究開発や品質管理の現場で使用される専門性の高い機器が中心である。一度導入された機器は、その操作習熟や既存システムとの連携、データ互換性などの理由から、他社製品への切り替えには一定の手間とコストがかかる可能性がある。しかし、競合他社も同様の製品を提供しており、スイッチング・コストが極めて高いとは言えない。

ネットワーク効果0/5

同社の事業モデルは、製品の利用者が増えることでその価値が向上するようなネットワーク効果を生み出す構造ではない。個々の機器の利用は独立しており、ユーザー間の相互作用による価値の増幅は見られない。

コスト優位1/5

電気機器製造業全体として、規模の経済や効率的な生産体制は競争力の源泉となり得る。しかし、東亜ディーケーケーが他社と比較して構造的に著しく低いコストで製品を生産・提供できるという明確な証拠は現時点では見当たらない。ニッチ市場での専門性はコスト優位に直結しにくい。

規模の経済2/5

分析・計測機器市場は、特定の分野では専門性の高い企業が一定のシェアを占める寡占状態が見られる。東亜ディーケーケーもその一角を担っていると考えられるが、業界全体を代表するような圧倒的な規模や、規模の最適化による効率性で他社を凌駕するほどの状況ではない。

競合との比較優位

強気シナリオ

特定の分析・計測分野における技術革新による市場シェア拡大

高付加価値製品の開発・販売による収益性向上

海外市場への展開加速による成長機会の獲得

弱気シナリオ(モート侵食)

主要顧客である研究機関や企業の設備投資抑制

競合他社による低価格攻勢や技術的優位性の確立

グローバル市場での競争激化によるシェア低下

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

東亜ディーケーケーへの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた技術力や顧客基盤が、急速に進化する技術トレンドや、よりアグレッシブな競合企業の出現によって陳腐化することが真実でなければならない。具体的には、AIやIoTといった新しい技術との融合が遅れたり、代替技術がより低コストかつ高性能で登場したりする場合、同社の既存製品の優位性は失われる。また、主要顧客である大学や研究機関、企業のR&D予算が大幅に削減され、高額な分析機器への投資が抑制される状況も、同社の成長を阻害する要因となる。さらに、中国をはじめとする新興国メーカーが、品質を維持しつつも大幅に低い価格で同等以上の性能を持つ製品を市場に投入し、価格競争が激化することも、同社の収益性を圧迫するリスクである。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資は失敗に終わるだろう。

5年後のモート予測

強気

技術革新と高付加価値製品へのシフトにより、ニッチ市場での優位性を確立し、安定的な収益成長を達成する。

中立

既存事業の堅調な推移に加え、限定的ながらも新規分野への展開を進め、緩やかな成長を維持する。

弱気

技術陳腐化や価格競争の激化により、市場シェアを徐々に失い、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 169億
2. 健全な財務 自己資本比率 76.5%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -6.0%
6. 適度なPER PER 15.2倍
7. 適度なPBR PBR 0.77倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 東亜ディーケーケー の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →