6473

ジェイテクト(6473)に経済的な堀はあるか

機械 機械

株価

現在株価
2,186
2026-09-01
時価総額
6,452 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 13,183 774 475 312 9.3 138.6 43.6
FY2017 14,412 814 497 10 8.7 144.9 42.0 41.7
FY2018 15,209 666 247 277 4.3 71.9 43.0 42.3
FY2019 14,189 162 -38 -295 -0.7 -11.1 44.0 40.1
FY2020 12,463 129 8 392 0.1 2.3 38.0 42.7
FY2021 14,284 364 207 418 3.1 60.3 16.0 45.0
FY2022 16,781 493 343 262 4.9 99.9 18.0 46.3
FY2023 18,915 622 403 831 4.9 117.4 30.0 48.4
FY2024 18,844 385 137 43 1.8 40.4 36.0 47.6
FY2025 19,250 248 120 558 1.5 37.6 50.0 50.1

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産2/5

ジェイテクトは自動車部品大手であり、長年培ってきた技術力と品質への信頼は無形資産となり得る。特に、ステアリングシステムや駆動系部品における高い技術力は、特定の顧客からの評価に繋がっている可能性がある。しかし、具体的な特許数やブランド価値の定量的な開示は限定的。

スイッチングコスト3/5

自動車メーカーとの長年の取引関係と、部品の仕様が車種ごとに最適化されていることから、サプライヤー変更には多大なコストと時間がかかる。特に、ステアリングや駆動系といった基幹部品では、品質・安全性の要求が高く、乗り換えのハードルは高いと考えられる。

ネットワーク効果0/5

ジェイテクトの事業モデルは、特定のプラットフォームやユーザーコミュニティに依存するネットワーク効果を生み出すものではない。個々の製品の価値は、その性能や品質に依存する。

コスト優位2/5

グローバルな生産体制と、長年の生産効率改善努力により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。しかし、競合他社も同様の努力を行っており、構造的な圧倒的コスト優位性を示す証拠は限定的。

規模の経済4/5

ジェイテクトは、ステアリングシステムや駆動系部品において、世界でもトップクラスのシェアを持つ。特に、自動車業界全体が電動化・自動運転化へとシフトする中で、こうした基幹部品のサプライヤーとしての規模の経済は、技術開発投資や生産能力維持において有利に働く。

競合との比較優位

強気シナリオ

電動パワーステアリング(EPS)やeアクスルなど、EV・自動運転関連部品でのシェア拡大

グローバルな生産・販売網を活用した新興国市場での成長

M&Aや技術提携による事業ポートフォリオの強化

弱気シナリオ(モート侵食)

自動車業界全体のEVシフトの遅延や、内燃機関部品の需要急減

競合他社による技術革新や低価格攻勢によるシェア低下

サプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰による収益性の悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ジェイテクトの競争優位性が失われるシナリオは、自動車業界の構造変化への適応失敗に起因する。具体的には、EV化の波に乗り遅れ、競合他社がより革新的な電動パワートレイン部品や、ソフトウェア統合型の次世代コックピットシステムなどを開発・提供し、自動車メーカーのサプライヤーとしての地位を奪われる場合である。また、中国などの新興メーカーが、低コストかつ高性能な部品を迅速に開発・供給し、ジェイテクトの既存事業領域(特に駆動系部品)で急速にシェアを拡大するシナリオも考えられる。さらに、自動車メーカーが内製化を加速させ、ジェイテクトのような部品サプライヤーへの依存度を低下させる動きが加速することも、ジェイテクトの優位性を揺るがす要因となり得る。

5年後のモート予測

強気

EV・自動運転関連部品の需要増を捉え、技術開発力とグローバル供給体制を活かして、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。

中立

自動車業界の構造変化に対応しつつ、既存事業の収益性を維持しながら、EV関連部品へのシフトを徐々に進め、安定的な業績を維持する。

弱気

EVシフトの遅延や競合激化により、既存事業の収益性が悪化し、新規事業への転換が遅れることで、売上・利益ともに低迷する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 6,452億
2. 健全な財務 自己資本比率 50.1%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -27.8%
6. 適度なPER PER 53.9倍
7. 適度なPBR PBR 0.82倍

合格数:2/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が ジェイテクト の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →