ジェイテクト(6473)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 13,183 | 774 | 475 | 312 | 9.3 | 138.6 | — | 43.6 |
| FY2017 | 14,412 | 814 | 497 | 10 | 8.7 | 144.9 | 42.0 | 41.7 |
| FY2018 | 15,209 | 666 | 247 | 277 | 4.3 | 71.9 | 43.0 | 42.3 |
| FY2019 | 14,189 | 162 | -38 | -295 | -0.7 | -11.1 | 44.0 | 40.1 |
| FY2020 | 12,463 | 129 | 8 | 392 | 0.1 | 2.3 | 38.0 | 42.7 |
| FY2021 | 14,284 | 364 | 207 | 418 | 3.1 | 60.3 | 16.0 | 45.0 |
| FY2022 | 16,781 | 493 | 343 | 262 | 4.9 | 99.9 | 18.0 | 46.3 |
| FY2023 | 18,915 | 622 | 403 | 831 | 4.9 | 117.4 | 30.0 | 48.4 |
| FY2024 | 18,844 | 385 | 137 | 43 | 1.8 | 40.4 | 36.0 | 47.6 |
| FY2025 | 19,250 | 248 | 120 | 558 | 1.5 | 37.6 | 50.0 | 50.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ジェイテクトは自動車部品大手であり、長年培ってきた技術力と品質への信頼は無形資産となり得る。特に、ステアリングシステムや駆動系部品における高い技術力は、特定の顧客からの評価に繋がっている可能性がある。しかし、具体的な特許数やブランド価値の定量的な開示は限定的。
自動車メーカーとの長年の取引関係と、部品の仕様が車種ごとに最適化されていることから、サプライヤー変更には多大なコストと時間がかかる。特に、ステアリングや駆動系といった基幹部品では、品質・安全性の要求が高く、乗り換えのハードルは高いと考えられる。
ジェイテクトの事業モデルは、特定のプラットフォームやユーザーコミュニティに依存するネットワーク効果を生み出すものではない。個々の製品の価値は、その性能や品質に依存する。
グローバルな生産体制と、長年の生産効率改善努力により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。しかし、競合他社も同様の努力を行っており、構造的な圧倒的コスト優位性を示す証拠は限定的。
ジェイテクトは、ステアリングシステムや駆動系部品において、世界でもトップクラスのシェアを持つ。特に、自動車業界全体が電動化・自動運転化へとシフトする中で、こうした基幹部品のサプライヤーとしての規模の経済は、技術開発投資や生産能力維持において有利に働く。
競合との比較優位
強気シナリオ
電動パワーステアリング(EPS)やeアクスルなど、EV・自動運転関連部品でのシェア拡大
グローバルな生産・販売網を活用した新興国市場での成長
M&Aや技術提携による事業ポートフォリオの強化
弱気シナリオ(モート侵食)
自動車業界全体のEVシフトの遅延や、内燃機関部品の需要急減
競合他社による技術革新や低価格攻勢によるシェア低下
サプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ジェイテクトの競争優位性が失われるシナリオは、自動車業界の構造変化への適応失敗に起因する。具体的には、EV化の波に乗り遅れ、競合他社がより革新的な電動パワートレイン部品や、ソフトウェア統合型の次世代コックピットシステムなどを開発・提供し、自動車メーカーのサプライヤーとしての地位を奪われる場合である。また、中国などの新興メーカーが、低コストかつ高性能な部品を迅速に開発・供給し、ジェイテクトの既存事業領域(特に駆動系部品)で急速にシェアを拡大するシナリオも考えられる。さらに、自動車メーカーが内製化を加速させ、ジェイテクトのような部品サプライヤーへの依存度を低下させる動きが加速することも、ジェイテクトの優位性を揺るがす要因となり得る。
5年後のモート予測
EV・自動運転関連部品の需要増を捉え、技術開発力とグローバル供給体制を活かして、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。
自動車業界の構造変化に対応しつつ、既存事業の収益性を維持しながら、EV関連部品へのシフトを徐々に進め、安定的な業績を維持する。
EVシフトの遅延や競合激化により、既存事業の収益性が悪化し、新規事業への転換が遅れることで、売上・利益ともに低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 6,452億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 50.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -27.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 53.9倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.82倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-25 臨時報告書