ジャノメ(6445)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 427 | 25 | 15 | 15 | 7.1 | 80.1 | — | 41.3 |
| FY2016 | 389 | 25 | 16 | 16 | 6.7 | 83.1 | — | 44.4 |
| FY2017 | 408 | 21 | 14 | 22 | 5.5 | 72.0 | 10.0 | 47.7 |
| FY2018 | 382 | 12 | 9 | 10 | 3.4 | 45.5 | 10.0 | 49.4 |
| FY2019 | 355 | 12 | 4 | 8 | 1.7 | 21.9 | 15.0 | 49.7 |
| FY2020 | 438 | 49 | 39 | 58 | 13.0 | 204.1 | 15.0 | 54.7 |
| FY2021 | 429 | 37 | 25 | 4 | 7.6 | 131.9 | 25.0 | 59.5 |
| FY2022 | 386 | 21 | -4 | 28 | -1.2 | -20.3 | 40.0 | 63.8 |
| FY2023 | 365 | 17 | 11 | 23 | 3.2 | 60.1 | 25.0 | 67.3 |
| FY2024 | 363 | 22 | 18 | 23 | 5.1 | 98.9 | 25.0 | 69.6 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ジャノメは長年の歴史を持つミシンメーカーであり、一定のブランド認知度は存在する。しかし、特許や規制ライセンス、独占的IPといった強力な無形資産の存在は明確ではなく、競争優位の源泉としては弱い。
家庭用ミシン市場において、特定のモデルやブランドに慣れた顧客が、学習コストや機能への不満がない限り、他社製品へ乗り換えるインセンティブは限定的。しかし、ミシンは比較的高価な耐久消費財であり、乗り換えのハードルはそれほど高くない。
ジャノメの製品・サービスには、ユーザーが増えることで価値が増すようなネットワーク効果は基本的に見られない。
長年の生産経験による効率化や、一部部品の共通化などによるコスト削減努力は考えられるが、他社と比較して構造的に著しく低いコストを実現している証拠は乏しい。グローバルな価格競争に晒されている。
ジャノメは家庭用ミシン市場において、世界でも有数のシェアを持つプレイヤーの一つである。一定の生産規模と販売網を持つことで、効率的な事業運営が可能となっている。しかし、市場全体が成熟しており、圧倒的な寡占状態ではない。
競合との比較優位
強気シナリオ
家庭用ミシン市場におけるグローバルなブランド力と販売網の維持・強化
高付加価値・高機能ミシンへのシフトによる単価向上と利益率改善
新規事業(医療機器など)の成長による収益源の多様化
弱気シナリオ(モート侵食)
低価格帯の競合製品(特に中国メーカー)の台頭による価格競争の激化
ミシン市場自体の縮小(デジタル化、趣味の変化などによる需要減)
新興国市場での販売網構築の遅れや、現地メーカーとの競争劣勢
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ジャノメの投資が失敗するには、家庭用ミシン市場が予想以上に急速に縮小し、代替技術や代替趣味が消費者の時間を奪う必要がある。また、同社が長年培ってきたグローバルな販売・サービス網が、新興国メーカーの低価格攻勢や、より利便性の高いデジタルソリューションの普及によって陳腐化し、規模の経済による優位性が失われるシナリオも考えられる。さらに、医療機器などの新規事業が期待通りの成長を遂げられず、ミシン事業の低迷を補えない状況が続けば、同社の競争優位性は大きく損なわれるだろう。
5年後のモート予測
家庭用ミシン市場での地位を維持しつつ、高付加価値製品へのシフトと新規事業の成長により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。
成熟市場での競争激化により、売上は横ばい傾向。コスト削減努力により利益率は維持するものの、大幅な成長は見込めない。
市場縮小と価格競争の激化により、売上・利益ともに減少。新規事業も期待通りの成長を示せず、厳しい経営環境に直面する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 230億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 69.6% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -9.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.65倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-04 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-02 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-22 臨時報告書
- 2026-06-03 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)