5105

TOYO TIRE(5105)に経済的な堀はあるか

ゴム製品 自動車・輸送機

株価

現在株価
3,837
2026-09-01
52週高値
3,942
52週安値
3,553
時価総額
6,146 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 3,816 493 -123 251 -8.4 -96.5 45.0 28.8
FY2017 4,050 453 155 28 9.4 121.9 45.0 33.6
FY2018 3,932 424 106 -94 6.7 83.1 45.0 32.5
FY2019 3,775 384 245 -270 10.9 161.4 45.0 47.5
FY2020 3,438 363 117 259 5.2 75.9 45.0 49.5
FY2021 3,936 531 414 -31 14.8 268.6 76.0 52.7
FY2022 4,972 440 480 -15 14.9 311.5 80.0 53.5
FY2023 5,528 769 723 718 18.3 469.4 100.0 61.2
FY2024 5,654 940 748 518 15.8 485.9 120.0 65.4
FY2025 5,949 974 636 700 12.2 413.1 130.0 69.4

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:10/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

TOYO TIRESは「PROXES」や「OPEN COUNTRY」といったブランドを展開しているが、ミシュランやブリヂストンといったグローバルブランドと比較すると、ブランド力による価格決定力や顧客ロイヤルティの強さは限定的。特許や技術力はあるものの、それが決定的な競争優位に繋がっているとは言い難い。

スイッチングコスト2/5

タイヤ交換は定期的なメンテナンスとして行われるが、特定の車種や用途(例:SUV、高性能車)においては、性能やブランドへのこだわりから特定のタイヤを選択するユーザーも存在する。しかし、一般消費者にとっては価格や入手性が重視される傾向が強く、スイッチングコストは高くない。

ネットワーク効果0/5

タイヤ製造・販売事業には、ユーザーが増えることで製品価値が向上するようなネットワーク効果は存在しない。プラットフォームビジネスではないため、ユーザー間の相互作用による価値創出は見られない。

コスト優位3/5

TOYO TIRESは、グローバルな生産・販売網を構築しており、規模の経済を活かしたコスト競争力を持つ。特にアジア地域での生産効率化や、原材料調達における交渉力などがコスト優位に寄与している可能性がある。ただし、ブリヂストンなどの競合も同様の取り組みを行っている。

規模の経済4/5

TOYO TIRESは世界有数のタイヤメーカーであり、グローバル市場で一定のシェアを確保している。特に北米市場におけるSUV・ピックアップトラック向けタイヤでの存在感は大きい。業界全体で見ると寡占化が進んでおり、上位数社が市場を牽引する中で、同社は効率的な規模を持つプレイヤーと言える。

競合との比較優位

強気シナリオ

北米市場におけるSUV・ピックアップトラック向けタイヤの需要拡大を捉え、高付加価値製品の販売を拡大する。

EVシフトに対応した低燃費・低転がり抵抗タイヤの開発・投入により、新たな市場シェアを獲得する。

グローバルな生産・販売体制の効率化をさらに進め、コスト競争力を強化する。

弱気シナリオ(モート侵食)

主要市場である北米での景気後退や自動車販売の低迷が、タイヤ需要を直撃する。

競合他社による積極的な価格攻勢や、新興国メーカーの台頭により、シェアを奪われる。

原材料価格(天然ゴム、カーボンブラック等)の急騰が、採算性を悪化させる。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

TOYO TIRESの投資が失敗するには、同社が長年培ってきたグローバルな生産・販売網の効率性が失われ、コスト競争力が低下することが必要である。具体的には、主要市場である北米での需要が構造的に低迷し、代替市場での成長が鈍化するシナリオが考えられる。また、競合他社、特にブリヂストンやミシュランといったグローバル企業が、より革新的な技術開発やブランド戦略で優位に立ち、TOYO TIRESの製品が価格や性能面で劣後する状況が継続することも、同社の競争優位を蝕む要因となる。さらに、為替変動リスクや地政学リスクが顕在化し、サプライチェーンの寸断や原材料コストの急騰が収益性を圧迫し続けることも、モートを弱体化させるだろう。EVシフトへの対応遅れや、自動運転技術に対応したタイヤ開発の遅れも、将来的な競争力を削ぐ可能性がある。

5年後のモート予測

強気

北米市場でのSUV・ピックアップトラック向けタイヤの需要増とEVタイヤへのシフトを捉え、高付加価値製品の販売拡大により売上・利益ともに堅調に成長する。

中立

既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、EVシフトや新興国市場の成長を取り込み、緩やかな成長を続ける。

弱気

世界経済の減速、競合激化、原材料価格高騰により、売上・利益ともに減少基調に陥る。

直近の適時開示

同業他社

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