メック(4971)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 96 | 20 | 16 | 8 | 10.7 | 81.8 | 22.0 | 75.8 |
| FY2018 | 113 | 22 | 18 | 12 | 11.7 | 92.8 | 26.0 | 80.3 |
| FY2019 | 109 | 16 | 12 | 10 | 7.7 | 65.2 | 26.0 | 80.5 |
| FY2020 | 120 | 24 | 16 | 13 | 9.1 | 84.1 | 26.0 | 81.2 |
| FY2021 | 150 | 39 | 29 | 19 | 14.1 | 155.3 | 35.0 | 82.7 |
| FY2022 | 163 | 40 | 31 | 29 | 13.1 | 161.2 | 45.0 | 84.8 |
| FY2023 | 140 | 25 | 23 | 5 | 9.3 | 122.3 | 45.0 | 86.4 |
| FY2024 | 182 | 46 | 23 | 43 | 8.5 | 122.4 | 45.0 | 81.4 |
| FY2025 | 209 | 57 | 50 | 6 | 16.5 | 272.1 | 96.0 | 83.7 |
| FY2026 | — | — | — | — | — | — | 110.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
メックは特定の強力なブランド、特許ポートフォリオ、または規制ライセンスに依存する事業モデルではない。主要な無形資産に関する具体的な情報は開示されていない。
メックの製品は、特定の医療機器や工業用途で使用される特殊化学品であり、顧客は代替品への切り替えに一定の技術的・品質的検証コストを要する可能性がある。しかし、その程度は限定的と推測される。
メックの事業は、製品の利用者が増えることで価値が増大するネットワーク効果を持つビジネスモデルではない。個々の顧客との取引が中心である。
特殊化学品の製造には、高度な技術と設備投資が必要であり、一定の生産規模を持つことで、新規参入者に対してコスト面での参入障壁が生まれる可能性がある。しかし、構造的なコスト優位性は明確ではない。
メックは特定分野の特殊化学品に特化しており、そのニッチ市場においては一定のシェアを確保している可能性がある。しかし、業界全体に対する圧倒的な規模の経済性や寡占状態を示唆する情報は少ない。
競合との比較優位
強気シナリオ
高付加価値な特殊化学品分野での継続的な研究開発による新製品投入
特定のニッチ市場におけるシェア拡大と顧客基盤の強化
M&Aによる事業領域の拡大とシナジー効果の発現
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格製品の投入や代替技術の開発
主要顧客の需要変動や、特定の用途分野の縮小
原材料価格の変動や、為替レートの変動による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
メックへの投資が失敗するには、同社が強みとする特殊化学品分野において、競合他社がより革新的な技術や低コストな製造プロセスを開発し、メックの製品が陳腐化するか、価格競争に巻き込まれる状況が真実でなければならない。また、主要顧客が代替材料への切り替えを容易に進められるようになり、スイッチングコストが実質的にゼロに近づくことも考えられる。さらに、メックが新規事業や高成長分野への投資に失敗し、既存事業の成長鈍化を補えない状況も、投資の失敗につながるだろう。グローバルなサプライチェーンの混乱や、環境規制の強化が、同社の製造コストを大幅に押し上げ、収益性を圧迫するシナリオも考えられる。
5年後のモート予測
高付加価値製品の拡販と新規市場開拓により、売上・利益ともに堅調な成長を続ける。ニッチ市場でのリーダーシップを確立し、収益性を向上させる。
既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。研究開発投資を継続し、競争力を維持する。
競合激化や市場環境の悪化により、売上・利益ともに伸び悩む。価格競争やコスト増により、収益性が低下するリスクがある。