4911

資生堂(4911)に経済的な堀はあるか

化学 素材・化学

株価

現在株価
3,620
2026-09-01
52週高値
3,040
52週安値
2,538
時価総額
12,166 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 8,503 368 321 -115 7.8 80.4 20.0 41.5
FY2017 10,051 804 227 943 5.1 57.0 27.5 44.6
FY2018 10,948 1,084 614 -105 13.1 153.7 45.0 44.4
FY2019 11,315 1,138 736 -1,273 14.2 184.2 60.0 40.7
FY2020 9,209 150 -117 -60 -2.3 -29.2 40.0 40.2
FY2021 10,352 416 424 1,866 7.5 106.2 50.0 46.2
FY2022 10,674 466 342 54 5.5 85.6 100.0 46.2
FY2023 9,730 281 217 535 3.4 54.4 60.0 49.3
FY2024 9,906 76 -108 -353 -1.7 -27.1 40.0 47.5
FY2025 9,700 -288 -407 665 -6.5 -101.8 40.0 47.4

バフェット流モート診断

無形資産
●●●●○
4/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:11/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産4/5

資生堂は140年以上の歴史を持つ、世界的に認知された高級化粧品ブランド(SHISEIDO、NARS、CLARINS等)を複数保有。強力なブランド力と長年の研究開発による高品質な製品が、顧客のロイヤルティと価格決定力に繋がっている。特にアジア市場でのブランド認知度は極めて高い。

スイッチングコスト3/5

高級化粧品はブランドへの愛着や使用感への慣れから、顧客が他社製品へ乗り換える際の心理的・感覚的ハードルが存在する。特に長年愛用している顧客層においては、スイッチング・コストが一定程度働く可能性がある。

ネットワーク効果0/5

化粧品業界において、直接的なネットワーク効果は限定的である。製品の口コミやSNSでの拡散は存在するが、プラットフォーム型のような指数関数的な価値向上には繋がりにくい。

コスト優位1/5

資生堂はグローバルな生産・調達網を持つが、高級化粧品は研究開発費や広告宣伝費が高く、必ずしもコスト優位性は築きにくい。一部の汎用品においては規模の経済が働く可能性はあるが、全体としてのコスト優位性は限定的。

規模の経済3/5

資生堂はグローバルで事業展開しており、一定の規模を持つ。これにより、研究開発、生産、販売チャネルにおいて効率性を追求できる。特に主要市場における販売網の広さは強みとなりうる。

競合との比較優位

強気シナリオ

グローバルでのブランド力強化と新興国市場でのシェア拡大

高付加価値製品(スキンケア等)へのシフトによる収益性向上

デジタルトランスフォーメーション(DX)による顧客体験向上と効率化

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社(特にラグジュアリーブランドや新興ブランド)の台頭による市場シェア低下

為替変動や原材料価格高騰による収益性の悪化

消費者の嗜好変化への対応遅れや、サステナビリティへの要求の高まりへの対応不足

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

資生堂の投資が失敗するには、その強力なブランドエクイティが急速に失われる必要がある。これは、競合他社がより革新的な製品やマーケティング戦略で消費者の心を掴み、資生堂のブランドイメージを陳腐化させる場合に起こりうる。また、長年培ってきた品質への信頼が、製造上の問題や偽造品によって損なわれることも考えられる。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や、主要市場における地政学リスクの高まりが、事業継続性に深刻な影響を与え、ブランド価値を毀損するシナリオも想定される。これらの要因が複合的に作用し、資生堂が長年築き上げてきた「美の創造企業」としての地位を揺るがすことが、投資の失敗に繋がるだろう。

5年後のモート予測

強気

グローバルブランドの再強化とアジア市場での成長加速により、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値製品へのシフトが奏功し、収益性も改善。

中立

既存市場での競争激化や為替変動の影響を受けつつも、ブランド力と一定の成長力により、緩やかな売上・利益成長を維持。

弱気

新興ブランドの台頭や消費者の嗜好変化への対応遅れにより、主要市場でのシェアを失い、売上・利益ともに低迷。

直近の適時開示

同業他社

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