4902

コニカミノルタ(4902)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
696
2026-09-01
52週高値
605
52週安値
574
時価総額
3,195 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 9,626 501 315 -19 5.9 63.7 30.0 52.1
FY2018 10,313 538 322 -684 6.0 65.2 30.0 43.6
FY2019 10,591 624 417 157 7.4 84.3 30.0 45.6
FY2020 9,961 82 -31 -199 -0.6 -6.2 25.0 41.0
FY2021 8,634 -163 -152 437 -2.8 -30.8 25.0 41.5
FY2022 9,114 -223 -261 -136 -4.7 -52.9 30.0 41.1
FY2023 11,304 -951 -1,032 -242 -20.6 -208.9 10.0 34.5
FY2024 11,600 261 45 388 0.8 9.2 5.0 38.9
FY2025 11,279 -640 -475 757 -10.0 -96.0 0.0 38.0
FY2026 10,877 499 303 523 5.5 61.3 12.0 43.4

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

コニカミノルタは、長年にわたり培ってきた画像技術、光学技術、材料技術を基盤とした独自の知的財産(特許など)を有している。特に、医療用画像診断システムや産業用インクジェットプリンターなどの分野で、他社との差別化を図る技術力は無形資産として評価できる。

スイッチングコスト2/5

医療用画像診断システムにおいては、導入済みのシステムとの互換性や、医療従事者の習熟度から、一定のスイッチングコストが発生する可能性がある。しかし、他の事務機器や産業機器では、乗り換え障壁はそれほど高くない。

ネットワーク効果0/5

同社の事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は限定的である。

コスト優位1/5

グローバルな生産体制やサプライチェーンの最適化を進めているが、競合他社と比較して構造的なコスト優位性を確立しているとは言い難い。

規模の経済3/5

複合機事業においては、長年の実績とグローバルな販売・保守網により、一定の規模の経済を享受している。しかし、市場全体としては成熟しており、寡占度はそれほど高くない。

競合との比較優位

強気シナリオ

ヘルスケア分野におけるDX推進と、高付加価値製品(診断支援ソフトウェア等)の拡販

産業用プリンティング事業における高機能インクや新規用途開発による成長

サステナビリティ関連事業(例:バイオプラスチック)の成長ポテンシャル

弱気シナリオ(モート侵食)

複合機市場の縮小と、価格競争の激化

ヘルスケア分野における新規参入企業との競争激化や技術革新への対応遅れ

グローバル経済の減速による産業機器需要の低迷

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

コニカミノルタの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた画像・光学・材料技術の優位性が、急速な技術革新や競合のキャッチアップによって陳腐化することが真実でなければならない。特に、ヘルスケア分野においては、AI診断支援技術の進化や、より低コストで高精度な代替技術の登場により、既存の診断システムやソフトウェアの価値が急速に低下するシナリオが考えられる。また、産業用プリンティング分野でも、環境規制の強化や代替素材・製造プロセスの普及により、主力製品の需要が想定以上に早く減退する可能性も否定できない。さらに、グローバルなサプライチェーンの混乱や地政学的リスクの高まりが、想定以上にコスト増加や事業継続性のリスクを高めることも、この投資の失敗につながる要因となりうる。

5年後のモート予測

強気

ヘルスケア・産業プリンティング分野での高付加価値製品展開が奏功し、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。特に、AI関連技術やサステナブル素材事業が新たな収益源となる。

中立

複合機事業は安定性を維持しつつも、ヘルスケア・産業プリンティング分野での緩やかな成長に支えられ、全体として微増成長を続ける。技術革新への対応は進むものの、競争環境は厳しい。

弱気

複合機市場の縮小が加速し、ヘルスケア・産業プリンティング分野でも競争激化や技術陳腐化により期待した成長が得られない。コスト削減努力も追いつかず、収益性は悪化する。

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が コニカミノルタ の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →