6501

日立製作所(6501)に経済的な堀はあるか

電気機器 電機・精密

株価

現在株価
5,541
2026-09-01
時価総額
218,431 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2015 100,343 6,349 1,722 814 4.2 35.7 21.8
FY2016 91,623 5,873 2,313 2,916 5.6 47.9 30.7
FY2017 93,686 7,146 3,630 2,528 8.1 75.2 13.0 32.4
FY2018 94,806 7,550 2,225 4,472 5.0 230.5 15.0 33.9
FY2019 87,673 6,619 876 351 2.1 90.7 31.8
FY2020 87,292 4,952 5,016 3,343 11.3 519.3 95.0 29.7
FY2021 102,646 7,382 5,835 -3,189 10.9 603.8 105.0 31.3
FY2022 108,812 7,481 6,491 9,781 12.2 684.6 125.0 39.5
FY2023 97,287 7,558 5,899 8,251 10.1 634.6 145.0 46.7
FY2024 97,834 9,716 6,157 5,986 10.2 133.9 180.0 44.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
●●○○○
2/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:14/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産3/5

日立は、Lumadaなどのデジタルソリューション事業における強力なブランド力と、長年にわたるITインフラ、産業機器分野での実績を持つ。特許ポートフォリオも広範であり、特にIoTプラットフォームやAI技術に関するものが競争優位の源泉となりうる。グローバルでの認知度も高い。

スイッチングコスト3/5

Lumadaプラットフォームや基幹システム導入顧客は、システム更改やデータ移行に多大なコストと時間を要するため、他社への乗り換えは容易ではない。特に、産業機器や社会インフラ分野での長期契約は、顧客のスイッチング・コストを高くしている。

ネットワーク効果2/5

Lumadaプラットフォームは、利用者が増えることでデータが蓄積され、AI分析の精度が向上する可能性がある。しかし、現時点ではプラットフォーム間の連携やエコシステムの広がりは限定的であり、強力なネットワーク効果はまだ確立されていない。

コスト優位2/5

グローバルでの生産・調達網を持つが、多岐にわたる事業ポートフォリオのため、特定の製品群で圧倒的なコスト優位を築くのは難しい。ただし、デジタル化による業務効率化や、サプライチェーン最適化は進めている。

規模の経済4/5

日立は、ITサービス、エネルギー、産業機器、モビリティなど、多岐にわたる事業分野でグローバルに展開しており、各分野で一定以上の規模を持つ。特に、社会インフラやITサービス分野では、大規模プロジェクト遂行能力とグローバルな事業基盤が強みとなっている。

競合との比較優位

強気シナリオ

デジタルソリューション事業(Lumada)の成長加速と収益性向上

社会インフラ・エネルギー分野におけるグローバルでの受注拡大

事業ポートフォリオ再編による収益性の抜本的改善

弱気シナリオ(モート侵食)

デジタル化競争の激化によるLumada事業の成長鈍化

グローバル経済の減速や地政学リスクによるインフラ・産業機器事業への悪影響

事業再編の遅延や期待を下回る成果

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日立製作所の投資が失敗するには、まずデジタル変革(DX)の波に乗り遅れ、Lumada事業が競争力を失うことが考えられる。競合他社がより優れたプラットフォームやソリューションを提供し、顧客を奪っていくシナリオだ。また、グローバルでの大規模インフラ・産業機器プロジェクトにおいて、技術的な問題や納期遅延が頻発し、信頼を失うこともリスクとなる。さらに、事業ポートフォリオの再編がうまくいかず、収益性の低い事業にしがみつき、全体の成長を阻害する可能性もある。これらの要因が複合的に作用し、かつてのような規模の経済やブランド力を維持できなくなれば、投資は失敗に終わるだろう。

5年後のモート予測

強気

Lumada事業の急速な成長と収益性改善、グローバルでのインフラ・エネルギー事業の拡大により、売上・利益ともに大幅に増加。株価は堅調に推移する。

中立

Lumada事業は緩やかな成長を続け、既存事業も安定的に推移。事業再編の効果も徐々に現れ、緩やかな成長軌道を維持する。

弱気

デジタル化競争の激化やグローバル経済の不確実性から、Lumada事業の成長が鈍化。インフラ・産業機器事業も伸び悩み、収益性改善も限定的となる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 218,431億
2. 健全な財務 自己資本比率 43.7%
3. 利益の安定性 11年連続黒字
4. 配当の継続性 ?年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -36.3%
6. 適度なPER PER 27.2倍
7. 適度なPBR PBR 3.30倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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