ビジネスエンジニアリング(4828)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 133 | 7 | 4 | 4 | 11.9 | 73.1 | 22.0 | 55.0 |
| FY2018 | 135 | 8 | 5 | 1 | 15.8 | 81.0 | 25.0 | 43.2 |
| FY2019 | 153 | 12 | 8 | 11 | 18.4 | 142.2 | 43.0 | 54.0 |
| FY2020 | 177 | 16 | 9 | 13 | 16.9 | 145.2 | 45.0 | 58.6 |
| FY2021 | 179 | 20 | 14 | 17 | 21.5 | 233.1 | 70.0 | 61.1 |
| FY2022 | 178 | 24 | 16 | 16 | 22.0 | 274.9 | 84.0 | 65.1 |
| FY2023 | 185 | 32 | 23 | 26 | 25.1 | 194.0 | 64.0 | 69.3 |
| FY2024 | 195 | 39 | 26 | 24 | 24.0 | 219.1 | 78.0 | 69.7 |
| FY2025 | 208 | 47 | 33 | 20 | 24.9 | 278.2 | 100.0 | 72.5 |
| FY2026 | 244 | 64 | 49 | 48 | 30.4 | 81.8 | 156.0 | 74.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
財務サマリに時系列データが未収録であり、ブランド力、特許、規制ライセンス、IPに関する具体的な情報が得られないため、無形資産による競争優位性は現時点では評価できない。
システムインテグレーション事業において、顧客の基幹システム開発・保守を手掛けており、導入・移行には多大なコストと時間を要するため、顧客は容易に他社へ乗り換えにくい。特にERP導入などのプロジェクト実績は、顧客との強固な関係性を構築する要因となる。
特定のプラットフォームやサービスに依存するビジネスモデルではなく、個別の顧客ニーズに応じたシステム開発が中心であるため、ネットワーク効果による競争優位性は見られない。
システム開発・保守は人件費が主要コストであり、他社との大幅なコスト差を生み出す構造的な優位性は見出しにくい。ただし、長年の経験による効率的なプロジェクト遂行能力は一定の優位性をもたらす可能性がある。
情報通信業の中でもシステムインテグレーション分野は競争が激しいが、同社は特定の業界(製造業、金融業など)に強みを持つことで、一定の規模と専門性を確保している。しかし、業界全体を支配するような寡占的な規模の経済性は確認できない。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX推進によるシステム刷新需要の継続
特定業界における長年の実績と信頼の深化
クラウド移行やデータ活用支援への事業拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
大手SIerやITコンサルティングファームとの競争激化
技術革新への対応遅れによる陳腐化
主要顧客の業績悪化やシステム投資抑制
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、顧客がシステムベンダーを変更する際のスイッチングコストが想定以上に低下するか、あるいは同社が提供するソリューションの独自性が失われ、価格競争に巻き込まれる必要がある。具体的には、オープンソースソフトウェアや汎用的なクラウドサービスの普及により、基幹システム構築のハードルが下がり、顧客がより安価な代替手段を選択しやすくなるシナリオが考えられる。また、同社が持つ特定の業界知識や開発ノウハウが、競合他社によって容易に模倣・凌駕されるようになれば、既存顧客との関係性も維持が困難になるだろう。さらに、主要顧客が事業構造を大きく転換し、同社の得意とするシステム領域の需要が根本的に減少することも、投資の失敗要因となり得る。
5年後のモート予測
DX需要の拡大と特定業界での強みを活かし、高付加価値サービスへのシフトが進む。クラウドネイティブ開発やデータ分析支援で収益を拡大し、安定成長を続ける。
既存顧客との関係性を維持しつつ、緩やかなシステム更新需要に対応。競争環境は厳しさを増すが、ニッチ市場での地位を保ち、堅実な収益を確保する。
技術革新への対応遅れや価格競争の激化により、収益性が低下。主要顧客の離反や新規案件獲得の困難さから、事業規模の縮小を余儀なくされる。