コナミグループ(9766)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 2,299 | 364 | 260 | 301 | 11.0 | 191.9 | — | 69.5 |
| FY2017 | 2,395 | 452 | 305 | 355 | 12.0 | 225.6 | 58.0 | 69.9 |
| FY2018 | 2,625 | 505 | 342 | 266 | 12.4 | 252.9 | 68.0 | 72.9 |
| FY2019 | 2,628 | 310 | 199 | -110 | 7.4 | 147.3 | 126.0 | 64.0 |
| FY2020 | 2,727 | 366 | 323 | 474 | 10.8 | 242.2 | 45.0 | 61.1 |
| FY2021 | 2,995 | 744 | 548 | 735 | 15.8 | 410.8 | 73.0 | 65.8 |
| FY2022 | 3,143 | 462 | 349 | -67 | 9.3 | 258.8 | 123.5 | 68.8 |
| FY2023 | 3,603 | 803 | 592 | 738 | 13.9 | 436.5 | 124.0 | 70.5 |
| FY2024 | 4,216 | 1,019 | 747 | 467 | 15.5 | 551.0 | 131.0 | 72.5 |
| FY2025 | 4,937 | 1,359 | 1,000 | 803 | 17.7 | 737.8 | 165.5 | 75.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「遊☆戯☆王」や「パワフルプロ野球」など、長年にわたり愛される強力なIPを複数保有。これらは新作ゲームやメディア展開を通じて継続的に収益を生み出す源泉となっている。特に「遊☆戯☆王」はカードゲーム市場でも圧倒的な地位を確立しており、IPのブランド力は非常に高い。
家庭用ゲームやモバイルゲームのプレイヤーは、特定のゲームタイトルやプラットフォームに愛着を持つが、競合他社の魅力的な新作や無料プレイタイトルに移行する可能性も存在する。ただし、長年培われたゲーム体験やコミュニティへの帰属意識は一定のスイッチングコストを生む。
一部のオンラインゲームやeスポーツタイトルにおいては、プレイヤー数が増えることで対戦相手が見つかりやすくなるなどのネットワーク効果が見られる可能性がある。しかし、全体として事業の収益構造がネットワーク効果に強く依存しているとは言えない。
ゲーム開発・販売においては、開発費の高騰や人件費の上昇がコスト圧迫要因となる。他社と比較して構造的に大幅なコスト優位性を確立している証拠は見当たらない。
ゲーム業界における大手企業として、開発リソース、販売網、マーケティング力において一定の規模の経済を享受している。特にグローバル展開においては、規模が大きいほど効率的な投資が可能となる。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存IPの継続的な活用と新規IP創出による収益拡大
eスポーツ市場やメタバース分野への積極的な展開
デジタルエンターテイメント市場全体の成長の恩恵
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の強力なIPや革新的なゲームタイトルによる市場シェアの奪取
ゲーム市場のトレンド変化への対応遅れ
開発コストの増大やヒット作創出の難化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
コナミグループの投資が失敗するには、同社が長年培ってきた強力なIPのブランド力が急速に失墜し、新規IP創出や既存IPの活用が市場のニーズから外れ、収益を生み出せなくなるシナリオが考えられる。また、eスポーツやメタバースといった新たな成長分野への投資が的外れとなり、競合他社に後れを取ることもリスク要因となる。さらに、ゲーム開発における技術革新やユーザー体験の進化に追随できず、開発コストだけが増大し、ヒット作を生み出せない状況が続けば、同社の競争優位性は大きく損なわれるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は低下する。
5年後のモート予測
強力IPの継続的な活用と新規事業(eスポーツ、メタバース等)への展開が成功し、デジタルエンターテイメント市場の成長を取り込み、売上・利益ともに堅調に拡大する。
既存IPを基盤に安定した収益を維持しつつ、新規事業は緩やかな成長に留まる。市場環境の変化に対応しながら、堅実な業績推移を続ける。
IPの陳腐化や新規事業の不振、開発コストの増大により、競争力が低下。市場シェアを失い、売上・利益ともに低迷するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 26,637億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 75.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 41.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 26.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 4.72倍 |
合格数:4/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-07-02 臨時報告書