ネクソン(3659)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,831 | 407 | 201 | -238 | 5.3 | 46.3 | 5.0 | 84.4 |
| FY2017 | 2,349 | 905 | 568 | -12 | 12.1 | 129.4 | 0.0 | 85.2 |
| FY2018 | 2,537 | 984 | 1,077 | 498 | 19.0 | 121.0 | 0.0 | 85.4 |
| FY2019 | 2,485 | 945 | 1,157 | 764 | 18.3 | 129.3 | 2.5 | 86.2 |
| FY2020 | 2,930 | 1,115 | 562 | -26 | 7.8 | 63.6 | 5.0 | 82.3 |
| FY2021 | 2,745 | 915 | 1,149 | 1,240 | 13.6 | 128.9 | 7.5 | 84.8 |
| FY2022 | 3,537 | 1,037 | 1,003 | 1,192 | 11.6 | 114.7 | 10.0 | 82.3 |
| FY2023 | 4,234 | 1,347 | 706 | -597 | 7.8 | 82.9 | 10.0 | 81.6 |
| FY2024 | 4,462 | 1,242 | 1,348 | 1,084 | 13.1 | 161.8 | 22.5 | 81.1 |
| FY2025 | 4,751 | 1,240 | 921 | 2,741 | 8.6 | 114.5 | 45.0 | 75.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「メイプルストーリー」や「アラド戦記」といった長年愛されるIPを複数保有。これらは継続的なアップデートやIP展開により、新たな収益源を生み出す可能性を持つ。特に「メイプルストーリー」は20年近く運営されており、強力なブランド力を維持している。
一部のコアゲームタイトルでは、長年のプレイで培ったキャラクターやアイテムへの愛着から、他社ゲームへの乗り換えに抵抗を感じるプレイヤーが存在する。しかし、ゲーム業界全体の競争は激しく、プレイヤーの関心が移りやすい側面もある。
「メイプルストーリー」などのMMORPGでは、プレイヤー間の交流や協力がゲーム体験の質を高めるため、アクティブユーザー数が多いほどゲームの魅力が増すネットワーク効果が見られる。しかし、新規プレイヤー獲得が鈍化すると効果は限定的になる。
ゲーム開発・運営には多額の投資が必要であり、構造的なコスト優位性は見られない。むしろ、競争環境下での開発費やマーケティング費の増加リスクがある。
グローバルで事業展開しており、一定の規模を持つ。しかし、ゲーム業界は巨大なプレイヤーも多く、絶対的な規模の経済による優位性は限定的である。特定の地域やプラットフォームに依存するリスクもある。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存IPの継続的な成功と新規IPのヒットによる収益拡大
グローバル市場でのユーザー基盤拡大とARPU向上
メタバースやWeb3といった新規分野への展開成功的な展開
弱気シナリオ(モート侵食)
主力ゲームのユーザー離れと新規ゲームの失敗
グローバル市場での競争激化と規制強化
技術革新への対応遅れや開発コストの増大
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ネクソンの投資が失敗するには、同社が長年培ってきたIPのブランド価値が急速に失われ、新規タイトルも市場のニーズを捉えきれず、既存ユーザーの定着率も低下し続ける状況が考えられる。また、グローバル展開における各国の規制強化や文化的な摩擦が、収益機会を大きく損なう可能性もある。さらに、競合他社がより革新的なゲーム体験やビジネスモデルを提示し、ネクソンのプレイヤーを奪い続けるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用し、同社の成長軌道を大きく下方修正させる可能性がある。
5年後のモート予測
既存IPの強固なブランド力と新規IPの成功により、グローバルでのユーザー基盤を拡大。ARPU向上と新規事業の貢献で、売上・利益ともに持続的な成長を遂げる。
主力IPは安定した収益を維持しつつ、新規タイトルで一定の成功を収める。グローバル展開は順調に進むが、競争激化により成長率は緩やかなものにとどまる。
主力IPの陳腐化が進み、新規タイトルのヒットにも恵まれない。グローバル市場での競争力低下や開発コスト増により、収益は低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 18,036億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 75.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 8年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -0.1% | |
| 6. 適度なPER | PER 19.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.68倍 |
合格数:3/7 部分的合格