4812

電通総研(4812)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
2,853
2026-09-01
52週高値
2,201
52週安値
2,085
時価総額
5,188 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 798 65 46 83 10.2 140.6 50.0 67.9
FY2017 834 55 44 24 9.3 136.2 52.0 66.3
FY2018 910 82 52 60 10.2 159.2 63.0 63.5
FY2019 1,007 101 62 67 11.3 191.1 77.0 62.8
FY2020 1,087 122 74 68 12.4 113.0 92.0 61.3
FY2021 1,121 137 89 142 13.7 137.3 56.0 60.5
FY2022 1,291 186 126 88 17.1 193.5 78.0 60.6
FY2023 1,426 210 147 107 17.7 225.4 100.0 62.2
FY2024 1,526 210 151 118 16.6 232.3 108.0 61.9
FY2025 1,649 229 164 161 16.3 83.8 120.0 60.7

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
○○○○○
0/5
効率規模
●○○○○
1/5

総合スコア:5/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

電通グループの強力なブランド力と、長年にわたるコンサルティング・リサーチ事業で培われた信頼性・専門知識は無形資産となり得る。特に、特定の業界やテーマに関する深い知見は、新規参入障壁となる可能性がある。

スイッチングコスト2/5

顧客は電通グループの総合力を評価して取引している場合が多く、特に大規模なプロジェクトや戦略コンサルティングにおいては、担当者の変更や他社への乗り換えに伴う情報共有・関係構築コストが発生しうる。

ネットワーク効果0/5

現時点では、ユーザー数増加に伴ってサービス価値が向上するような明確なネットワーク効果は見られない。事業モデルは主に受託型コンサルティングやリサーチ提供が中心である。

コスト優位0/5

情報サービス・コンサルティング業界は、高度な専門人材の獲得・維持がコスト競争力の源泉となるが、電通総研が構造的なコスト優位性を持つという明確な証拠はない。

規模の経済1/5

電通グループの一員として、一定の規模とリソースを活用できる点は強みだが、業界全体で見た場合に、規模の経済による圧倒的な優位性があるとは断定しにくい。

競合との比較優位

強気シナリオ

電通グループとのシナジーを活かした新規事業開発の加速

DX・サステナビリティ分野におけるコンサルティング需要の拡大

データ分析・AI活用による高付加価値サービスの提供強化

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社の高度な専門性・技術力による差別化

景気後退による企業向けコンサルティング・リサーチ需要の低迷

人材獲得競争の激化による採用・人件費コストの増加

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、電通グループとの連携が想定ほど進まず、独立したコンサルティングファームとしての競争力が低下することが真実でなければならない。また、DXやサステナビリティといった成長分野において、競合他社がより革新的なソリューションや強力なブランド力を確立し、電通総研がその波に乗れず、顧客基盤を奪われるシナリオも考えられる。さらに、高度な専門人材の獲得・維持に失敗し、サービス品質の低下やコスト構造の悪化を招くことも、投資の失敗につながる要因となるだろう。特に、電通グループという巨大な組織の意思決定の遅さや、グループ内での優先順位付けによって、機動的な事業展開が阻害される可能性も無視できない。

5年後のモート予測

強気

電通グループとの連携強化、DX・サステナビリティ分野での需要拡大を背景に、高付加価値コンサルティングサービスが伸長し、収益性が向上する。

中立

既存事業を堅調に維持しつつ、新規事業への投資も継続。緩やかな成長を続け、安定した収益基盤を保つ。

弱気

競合激化や景気後退の影響を受け、コンサルティング・リサーチ需要が低迷。人材流出やコスト増により、収益性が悪化する。

直近の適時開示

同業他社

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