4768

大塚商会(4768)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
3,675
2026-09-01
52週高値
3,014
52週安値
2,792
時価総額
11,302 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 6,434 397 267 181 14.0 281.4 120.0 55.2
FY2017 6,912 444 316 309 14.7 332.9 140.0 56.0
FY2018 7,599 481 336 276 14.5 177.2 85.0 56.5
FY2019 8,865 622 435 408 16.6 229.4 110.0 56.2
FY2020 8,363 563 393 238 14.0 207.3 115.0 58.8
FY2021 8,519 558 399 487 13.2 210.6 120.0 61.4
FY2022 8,610 548 400 208 12.4 211.1 125.0 61.1
FY2023 9,774 630 474 502 13.7 250.3 135.0 61.1
FY2024 11,077 744 535 258 14.3 141.0 80.0 55.0
FY2025 13,228 899 643 717 16.1 169.6 90.0 54.1

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●●○
4/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:12/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産3/5

長年にわたり培われた「たのめーる」ブランド力と、顧客基盤の厚さが無形資産となる。特に法人向けオフィス用品通販市場における認知度と信頼性は高く、新規参入障壁となっている。長年の顧客との関係性もブランド価値を支える。

スイッチングコスト4/5

「たのめーる」は、法人顧客の購買プロセスに深く組み込まれており、商品ラインナップの豊富さ、配送網、請求・支払いシステムなどが一体となっている。乗り換えには、システム変更、従業員教育、新たなサプライヤー開拓などのコストと手間がかかるため、スイッチング・コストは高い。

ネットワーク効果0/5

現時点では、ネットワーク効果を直接的に生み出すようなプラットフォームビジネスモデルではないため、スコアは0とする。

コスト優位2/5

「たのめーる」の効率的な物流網と大量仕入れによるコスト競争力は一定程度存在するが、競合他社も同様の取り組みを行っており、圧倒的なコスト優位とは言えない。ITソリューション事業における受託開発等も、個別の案件に依存する部分が大きい。

規模の経済3/5

オフィス用品通販「たのめーる」においては、国内トップクラスのシェアと広範な顧客基盤を有しており、規模の経済が働いている。ITソリューション事業においても、中小企業向けに幅広いサービスを提供できる規模は強みとなる。

競合との比較優位

強気シナリオ

「たのめーる」の顧客基盤拡大と、高付加価値サービス(ITソリューション等)とのクロスセル強化による収益性向上。

中小企業向けITインフラ・DX支援におけるリーディングカンパニーとしての地位確立。

継続的な株主還元策による株主価値の向上。

弱気シナリオ(モート侵食)

EC市場における価格競争の激化と、大手プラットフォーマーの参入によるシェア低下。

ITソリューション事業における技術革新への対応遅れや、競合激化による収益性悪化。

景気変動による法人需要の低迷が、オフィス用品およびIT投資に影響。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

大塚商会の投資が失敗するには、まず「たのめーる」の顧客基盤が、競合他社のより低価格なサービスや、より利便性の高いプラットフォーム(例:Amazon Businessなど)の台頭によって、急速に侵食される必要がある。特に、中小企業が抱える購買管理システムとの連携の容易さや、きめ細やかなサポート体制といったスイッチング・コストの源泉が、デジタル化の進展によって相対的に低下することが想定される。また、ITソリューション事業においては、同社が強みとする中小企業向けサービスが、より専門性の高い、あるいは低価格なソリューションを提供する新規参入企業や、既存大手ITベンダーによる中小企業向けパッケージの普及によって陳腐化し、収益性が著しく悪化するシナリオも考えられる。さらに、長年培ってきた顧客との信頼関係が、不祥事やサービス品質の低下によって失われ、スイッチング・コストを低下させることも、投資の失敗につながるだろう。

5年後のモート予測

強気

「たのめーる」の安定成長とITソリューション事業の拡大により、売上高・利益ともに着実な成長を続ける。DX需要を取り込み、中小企業向けサービスで優位性を維持する。

中立

「たのめーる」は緩やかな成長を維持しつつ、ITソリューション事業は競争環境下で安定的な収益を確保する。全体として堅実な成長軌道をたどる。

弱気

EC市場の競争激化やITソリューション事業の伸び悩みにより、成長が鈍化、あるいは微減となる。価格競争や技術革新への対応が課題となる。

直近の適時開示

同業他社

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