菱友システムズ(4685)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 324 | 18 | 11 | 3 | 14.4 | 176.2 | 35.0 | 39.4 |
| FY2018 | 301 | 16 | 12 | 10 | 13.4 | 936.6 | 225.0 | 42.0 |
| FY2019 | 332 | 23 | 15 | 5 | 15.0 | 1,192.3 | 250.0 | 43.4 |
| FY2020 | 331 | 26 | 17 | 14 | 14.8 | 1,324.9 | 275.0 | 53.6 |
| FY2021 | 316 | 23 | 14 | -4 | 10.9 | 224.0 | 60.0 | 59.7 |
| FY2022 | 303 | 23 | 16 | 1 | 11.0 | 249.2 | 75.0 | 60.3 |
| FY2023 | 331 | 27 | 18 | 8 | 11.6 | 288.8 | 90.0 | 63.3 |
| FY2024 | 371 | 36 | 24 | 13 | 13.3 | 379.8 | 120.0 | 62.4 |
| FY2025 | 428 | 48 | 34 | 9 | 16.3 | 531.1 | 170.0 | 63.5 |
| FY2026 | 432 | 55 | 39 | 24 | 16.3 | 306.7 | — | 68.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:2/25 主要モート:none 持続性:判定中
公開情報からは、特許やブランド力、規制ライセンスなどの明確な無形資産に関する情報は確認できない。システム開発受託が主事業であり、特定の技術やノウハウが競争優位の源泉となる可能性はあるが、定量的な評価は困難。
顧客との長期的な関係構築や、特定のシステムへの依存度によってはスイッチング・コストが発生する可能性がある。しかし、一般的にシステム開発業界では、技術の陳腐化や競合他社の提案力により、顧客が乗り換えるリスクは一定程度存在する。
事業内容から、ネットワーク効果が競争優位に寄与する要素は見当たらない。ユーザー数の増加がサービスの価値向上に直結するようなビジネスモデルではない。
情報通信業であり、製造業のような規模の経済や構造的なコスト優位性を確立しているという情報は確認できない。人件費や開発費がコストの大部分を占めると推測される。
情報通信業におけるシステムインテグレーターとしての一定の事業規模は存在するが、業界全体で見ると寡占化が進んでいるとは言えず、突出した効率規模の優位性があるとは評価しにくい。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX推進の流れを捉え、特定の業界や業務に特化した高付加価値ソリューションの開発に成功する。
主要顧客との強固なリレーションシップを維持・拡大し、継続的な受託開発案件を獲得し続ける。
M&Aやアライアンスを通じて、新たな技術やサービスを獲得し、事業領域を拡大する。
弱気シナリオ(モート侵食)
技術革新のスピードに追随できず、開発力や提案力が低下する。
主要顧客の業績悪化や、競合他社への乗り換えにより、受注が減少する。
優秀なエンジニアの採用・定着が困難になり、開発リソースが不足する。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、まず同社が持つ技術力や開発ノウハウが、急速に進化するIT業界において陳腐化し、競合他社に対して優位性を失うことが挙げられる。特に、AIやクラウドネイティブといった最新技術への適応が遅れ、顧客のDXニーズに応えられなくなるシナリオだ。また、主要顧客との関係性が悪化し、継続的な大型案件の受注が途絶えることも考えられる。さらに、人件費の高騰や優秀なエンジニアの獲得競争激化により、収益性が圧迫され、開発投資余力が失われることも、競争力の低下に拍車をかけるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な成長が阻害され、投資としての魅力が失われると考えられる。
5年後のモート予測
DX需要の拡大を背景に、特定分野での強みを発揮し、受託開発案件の増加と高付加価値化により、売上・利益ともに堅調に成長する。
既存顧客との関係を維持しつつ、緩やかな市場成長に合わせて、売上・利益ともに微増を続ける。競争環境の激化により、大幅な成長は限定的となる。
技術革新への対応遅れや、主要顧客の業績不振、競合激化により、受注が減少し、売上・利益ともに減少傾向となる。