4041

日本曹達(4041)に経済的な堀はあるか

化学 素材・化学

株価

現在株価
4,080
2026-09-01
52週高値
3,650
52週安値
3,450
時価総額
2,042 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 1,286 54 88 334 6.4 57.4 12.0 62.3
FY2018 1,412 64 64 38 4.4 42.3 12.0 64.2
FY2019 1,457 79 58 -36 4.0 192.3 65.6
FY2020 1,447 81 68 21 4.7 224.3 80.0 67.1
FY2021 1,394 100 74 1 4.9 255.2 110.0 63.9
FY2022 1,525 119 127 29 8.0 454.4 180.0 63.5
FY2023 1,728 169 167 107 9.8 598.8 240.0 67.3
FY2024 1,544 139 166 -39 8.8 597.4 240.0 64.7
FY2025 1,552 161 150 51 8.0 272.6 64.8
FY2026 1,521 150 183 108 8.9 336.5 160.0 66.6

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●○○○○
1/5

総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産1/5

農薬・医薬中間体分野で長年の研究開発実績と一部特許を有するが、グローバルなブランド力や独占的IPは限定的。ニッチ分野での技術力は評価できるものの、広範な競争優位性には至らない。

スイッチングコスト2/5

医薬中間体や機能性化学品は、顧客の製造プロセスに組み込まれるため、切り替えには一定のコストと時間を要する。しかし、代替品の開発やサプライヤーの多様化リスクは存在する。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果が働く事業モデルではない。

コスト優位2/5

長年の生産ノウハウや一部の効率化は進んでいるが、グローバルな規模の経済や圧倒的なコストリーダーシップを確立しているとは言えない。原料価格変動の影響を受けやすい。

規模の経済1/5

特定のニッチ市場では一定のシェアを持つが、化学業界全体で見ると規模の経済による優位性は限定的。グローバル大手と比較して生産規模は小さい。

競合との比較優位

強気シナリオ

高付加価値な医薬中間体・農薬分野での新製品開発成功

海外市場での販売網拡大とシェア向上

M&Aによる事業ポートフォリオ強化

弱気シナリオ(モート侵食)

主要製品の特許切れや競合による代替品の登場

原料価格の高騰と円安による採算悪化

環境規制強化への対応コスト増加

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

日本曹達の投資が失敗するには、同社が強みとするニッチ分野での競争優位性が、グローバルな競合企業の技術革新や低コスト戦略によって侵食される必要がある。特に、医薬中間体分野では、ジェネリック医薬品メーカーやCDMO(医薬品開発製造受託機関)の台頭により、価格競争が激化し、同社の技術的優位性が相対的に低下するシナリオが考えられる。また、農薬分野においても、より環境負荷が低く効果の高い新規農薬の開発競争に敗北し、既存製品の需要が急速に減少する可能性も否定できない。さらに、為替変動や地政学リスクによるサプライチェーンの混乱が、安定的な生産・供給能力を損ない、顧客からの信頼を失うことも、モートの崩壊につながるだろう。

5年後のモート予測

強気

高付加価値製品の拡販と海外展開により、売上・利益ともに着実な成長を遂げる。特に医薬・農薬分野での新製品が貢献し、収益性が向上する。

中立

既存事業の安定的な収益基盤を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。一部新製品の貢献はあるものの、競争激化やコスト増の影響も受ける。

弱気

競争激化や原料高、規制強化により、既存事業の収益性が悪化。新製品開発も遅延し、業績は低迷する。株価は低位で推移する可能性が高い。

直近の適時開示

同業他社

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