3896

阿波製紙(3896)に経済的な堀はあるか

パルプ・紙 素材・化学

株価

現在株価
409
2026-09-01
52週高値
454
52週安値
404
時価総額
37 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2017 163 5 5 -6 6.5 47.7 7.0 31.7
FY2018 161 4 -12 4 -18.8 -122.2 7.0 28.6
FY2019 162 3 0 0 0.6 3.7 7.0 28.5
FY2020 154 2 -0 1 -0.5 -3.4 0.0 28.2
FY2021 126 -2 -4 -3 -7.3 -44.6 0.0 26.9
FY2022 150 3 3 12 4.4 28.3 0.0 28.9
FY2023 173 4 2 4 3.7 24.3 3.5 30.1
FY2024 161 4 1 -30 0.8 5.3 2.0 23.9
FY2025 171 4 0 -50 0.5 3.6 0.0 19.6
FY2026 185 1 8 -6 8.5 75.4 0.0 21.9

バフェット流モート診断

無形資産
○○○○○
0/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産0/5

同社は特定のブランド力や特許、規制ライセンスに関する公開情報が乏しく、無形資産による競争優位性は確認できない。

スイッチングコスト1/5

特殊紙の製造販売を行っており、顧客は特定の用途に合わせてカスタマイズされた製品を求める傾向がある。そのため、仕様変更やサプライヤー変更には一定のコストや手間が発生する可能性があるが、その程度は限定的と推測される。

ネットワーク効果0/5

同社の事業モデルは、ユーザー数の増加が製品価値を向上させるネットワーク効果を生む構造ではない。

コスト優位2/5

パルプ・紙業界は一般的に設備投資が大きく、規模の経済が働きやすい。同社も一定の生産規模を持つが、業界全体でのコスト競争は激しく、突出したコスト優位性は見られない。

規模の経済2/5

パルプ・紙業界は大手企業が市場を寡占する傾向がある。同社は一定の規模を持つものの、業界全体から見ると中堅であり、規模の経済による圧倒的な優位性は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

高付加価値な特殊紙分野でのニッチ市場開拓

環境規制強化による紙需要の構造的変化への適応

海外市場への展開による収益源の多様化

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の変動リスク

代替素材(プラスチック等)の台頭による需要減少

国内製紙業界における価格競争の激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、同社が特殊紙分野で確立してきた顧客との関係性が、競合他社の低価格攻勢や代替素材の普及によって容易に崩壊することが真実でなければならない。具体的には、顧客がスイッチングコストを軽視し、より安価な代替品に容易に移行できる状況が、同社の競争優位性を根底から覆す。また、環境意識の高まりが逆に紙製品の需要を抑制し、再生紙利用やデジタル化へのシフトが加速することで、同社の既存事業モデルが陳腐化するシナリオも考えられる。さらに、原材料調達における価格交渉力が低下し、コスト構造が悪化することで、価格競争力を失うことも、この投資の失敗につながるだろう。

5年後のモート予測

強気

特殊紙の需要増と海外展開により、売上・利益ともに堅調に成長。高付加価値製品の比率向上で収益性も改善する。

中立

国内市場は横ばいだが、特殊紙分野での安定した需要とコスト管理により、緩やかな成長を維持する。

弱気

代替素材の普及や価格競争の激化により、売上・利益ともに減少。収益性の悪化も懸念される。

直近の適時開示

同業他社

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