システムリサーチ(3771)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2017 | 115 | 9 | 6 | 1 | 15.5 | 153.4 | 45.0 | 54.0 |
| FY2018 | 127 | 10 | 7 | 11 | 14.3 | 159.5 | 50.0 | 54.1 |
| FY2019 | 142 | 13 | 9 | 10 | 17.1 | 220.2 | 60.0 | 56.2 |
| FY2020 | 163 | 17 | 12 | 13 | 19.7 | 148.1 | 50.0 | 58.8 |
| FY2021 | 162 | 16 | 11 | 9 | 15.2 | 130.3 | 60.0 | 63.7 |
| FY2022 | 184 | 21 | 15 | 10 | 18.3 | 178.5 | 60.0 | 63.0 |
| FY2023 | 216 | 25 | 16 | 15 | 17.5 | 191.6 | 70.0 | 64.3 |
| FY2024 | 233 | 27 | 20 | 15 | 18.7 | 117.8 | 80.0 | 65.0 |
| FY2025 | 259 | 30 | 22 | 9 | 18.5 | 132.3 | 60.0 | 67.3 |
| FY2026 | 291 | 35 | 26 | 16 | 19.4 | 157.5 | 70.0 | 69.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:null/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
公開情報からは、特許やブランド力、規制ライセンスなどの明確な無形資産に関する情報は確認できませんでした。特定の技術やノウハウが競争優位の源泉となっている可能性はありますが、定量的な評価は困難です。
システムリサーチは、主にERPパッケージ導入・運用支援やシステム開発・保守サービスを提供しています。顧客企業は基幹システムを刷新する際に多大なコストと時間を要するため、一定のスイッチング・コストは存在すると考えられます。しかし、競合他社も同様のサービスを提供しており、乗り換え障壁は限定的と推測されます。
同社の事業内容からは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果が発生する構造は見られません。プラットフォームビジネスのような特性は有していないと考えられます。
情報通信業におけるコスト優位性は、規模の経済や効率的な開発プロセスに依存する可能性があります。システムリサーチが他社と比較して構造的に低コストでサービスを提供できるという明確な証拠は、公開情報からは見当たりません。一部の効率化は図られている可能性はあります。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX推進の流れを捉え、中堅・中小企業向けのIT投資拡大の恩恵を受ける。
特定の業界や業務に特化したソリューション開発により、顧客との関係性を深化させる。
クラウド移行やSaaS導入支援など、最新技術への対応力を高め、新規顧客を獲得する。
弱気シナリオ(モート侵食)
大手SIerやITベンダーとの価格競争に巻き込まれる。
技術革新への対応が遅れ、陳腐化したサービス提供となる。
主要顧客の業績悪化やIT投資抑制の影響を直接受ける。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
システムリサーチの投資が失敗するシナリオは、同社が競争優位性を維持できない、あるいは失っていく状況を想定することになる。具体的には、競合他社がより低価格で高品質なサービスを提供し始め、顧客が容易に乗り換え可能な状況が生まれること。特に、大手SIerが中堅・中小企業市場に本格参入し、規模の経済やブランド力で圧倒した場合、システムリサーチのスイッチング・コストの優位性は失われる。また、クラウドネイティブな最新技術への適応が遅れ、DX化の波に乗り遅れることも考えられる。さらに、主要顧客層である中堅・中小企業の景気後退が長期化し、IT投資そのものが縮小した場合、同社の売上は大きく落ち込むだろう。これらの要因が複合的に作用し、同社の収益性が悪化し、株価が低迷する可能性が高い。
5年後のモート予測
DX需要の高まりを背景に、中堅・中小企業向けソリューション事業が拡大。特定分野での強みを活かし、高付加価値サービスで収益を伸ばす。
堅調なIT投資需要に支えられ、既存顧客基盤を維持しつつ、緩やかな成長を続ける。クラウド関連サービスで一定の収益を確保する。
価格競争の激化や大手競合の参入により、収益性が悪化。新規顧客獲得が困難となり、売上・利益ともに低迷する。