クリヤマホールディングス(3355)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 448 | 20 | 16 | 9 | 7.8 | 145.9 | 33.0 | 48.3 |
| FY2017 | 489 | 20 | 25 | 17 | 12.3 | 253.8 | 36.0 | 46.1 |
| FY2018 | 520 | 21 | 17 | -13 | 8.4 | 89.2 | 38.0 | 45.1 |
| FY2019 | 551 | 31 | 20 | 16 | 9.1 | 104.2 | 20.0 | 48.0 |
| FY2020 | 500 | 29 | 14 | 25 | 6.4 | 74.1 | 21.0 | 49.4 |
| FY2021 | 595 | 43 | 38 | 20 | 13.5 | 195.3 | 25.0 | 54.1 |
| FY2022 | 715 | 46 | 36 | -31 | 10.6 | 186.2 | 30.0 | 54.5 |
| FY2023 | 717 | 40 | 38 | 51 | 9.6 | 193.6 | 45.0 | 61.4 |
| FY2024 | 779 | 45 | 35 | 53 | 7.9 | 180.8 | 55.0 | 63.7 |
| FY2025 | 887 | 41 | 39 | -7 | 8.0 | 200.6 | 61.0 | 54.8 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
クリヤマホールディングスは特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを持つという情報は公開情報からは確認できない。卸売業という性質上、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
卸売業においては、長年の取引実績や信頼関係に基づく顧客との関係性がスイッチング・コストとなり得る。しかし、クリヤマホールディングスに特化した高いスイッチング・コストを示す具体的な情報は乏しく、一般的な卸売業の範囲に留まる。
クリヤマホールディングスの事業モデルにおいて、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるネットワーク効果は観察されない。卸売業は直接的なネットワーク効果を生みにくい業態である。
特定のコスト優位性を示す情報は少ないが、卸売業として長年の事業運営で培われた仕入れ・物流ネットワークや、効率的な在庫管理による一定のコスト競争力は推測される。しかし、構造的な圧倒的優位性は見られない。
クリヤマホールディングスは、特定のニッチ市場や地域において、一定のシェアを持つことで効率的な事業運営を行っている可能性がある。業界全体での規模の経済というよりは、特定の領域における最適化された規模が競争優位の源泉となり得る。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場におけるシェア拡大と、そこから生まれる効率性の向上。
長年の取引で培われた顧客基盤の維持・強化。
サプライチェーンの効率化によるコスト競争力の維持・向上。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化。
顧客ニーズの変化への対応遅れ。
サプライチェーンの寸断や物流コストの急騰。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
クリヤマホールディングスの投資が失敗するには、まずその「効率規模」による競争優位が崩壊する必要がある。これは、競合他社がより効率的なサプライチェーンを構築したり、より大規模な調達力や販売網を獲得したりすることで起こり得る。また、ニッチ市場の縮小や、顧客がより安価な代替品や代替サプライヤーに容易に乗り換えられるようになることも、この優位性を損なう要因となる。さらに、長年培ってきた顧客との関係性が、デジタル化の進展や新たなビジネスモデルの登場によって陳腐化し、スイッチング・コストが低下することも、投資の失敗につながるシナリオとして考えられる。
5年後のモート予測
ニッチ市場でのシェア拡大と効率化が進み、安定した収益基盤を維持・強化する。サプライチェーンの最適化により、コスト競争力を保ちながら成長する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。市場環境の変化に柔軟に対応し、リスクを管理しながら事業を継続する。
価格競争の激化や市場環境の悪化により、収益性が低下する。効率規模の優位性が失われ、競争力の低下が顕著になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 327億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 54.8% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 2.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.67倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準