ラクト・ジャパン(3139)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 887 | 33 | 9 | 36 | 8.3 | 193.6 | 32.0 | 30.4 |
| FY2017 | 1,013 | 19 | 18 | -52 | 13.7 | 359.0 | 38.0 | 27.8 |
| FY2018 | 1,154 | 30 | 18 | -5 | 12.4 | 364.6 | 40.0 | 29.2 |
| FY2019 | 1,168 | 31 | 20 | 42 | 12.3 | 200.1 | 22.0 | 33.0 |
| FY2020 | 1,108 | 30 | 21 | 44 | 11.7 | 209.5 | 30.0 | 40.4 |
| FY2021 | 1,109 | 28 | 20 | -43 | 10.0 | 198.7 | 32.0 | 36.9 |
| FY2022 | 1,474 | 30 | 23 | -107 | 10.2 | 231.6 | 40.0 | 30.5 |
| FY2023 | 1,583 | 32 | 20 | 19 | 8.3 | 206.5 | 48.0 | 34.2 |
| FY2024 | 1,709 | 45 | 31 | 0 | 11.4 | 315.8 | 80.0 | 33.8 |
| FY2025 | 1,828 | 59 | 43 | -18 | 13.3 | 433.2 | 132.0 | 35.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ラクト・ジャパンは卸売業であり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPを保有しているという情報は現時点では確認できません。事業の性質上、無形資産による競争優位性は限定的と考えられます。
顧客との長年の取引関係や、特定のニーズに合わせたカスタマイズされたサービス提供により、一定のスイッチング・コストが発生する可能性はあります。しかし、これが顧客の乗り換えを強く抑制するほどのレベルにあるかは不明です。
卸売業のビジネスモデルにおいて、ネットワーク効果が競争優位性の源泉となるケースは稀です。ラクト・ジャパンの事業内容から、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるようなネットワーク効果は期待できません。
長年の事業運営で培われた調達力や物流効率により、一定のコスト優位性を築いている可能性があります。しかし、業界全体として価格競争が激しい場合、その優位性は限定的になる可能性があります。
特定のニッチ市場において、一定のシェアを確保している可能性があります。規模の経済が働くことで、効率的なオペレーションと安定した収益基盤を維持していると考えられます。ただし、業界全体での寡占度は不明です。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定のニッチ市場におけるシェア拡大と、そこから生まれる規模の経済の深化。
顧客との強固な関係性を基盤とした、安定的な収益の継続。
効率的なサプライチェーンマネジメントによるコスト競争力の維持・向上。
弱気シナリオ(モート侵食)
新規参入企業や既存競合による価格競争の激化。
顧客ニーズの変化への対応遅れによる、取引量の減少。
サプライチェーンの混乱や調達コストの上昇による、収益性の悪化。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ラクト・ジャパンの投資が失敗するには、まずその主要な競争優位性である「規模の経済」が崩壊する必要がある。これは、同社が強みを持つニッチ市場への新規参入が相次ぎ、価格競争が激化することで起こりうる。また、長年の取引で培われた顧客との関係性が、より魅力的な代替サプライヤーの登場や、顧客自身の事業再編によって失われることも考えられる。さらに、同社が効率化やコスト削減努力を怠り、競合他社にコスト面で遅れを取るようになれば、その優位性は失われ、収益性が悪化するだろう。最終的には、これらの要因が複合的に作用し、同社の市場での存在意義そのものを揺るがす事態に至る必要がある。
5年後のモート予測
ニッチ市場でのシェア拡大と効率化が進み、安定した収益成長を維持する。顧客基盤の強固さが継続的な売上を支える。
市場環境の変化に対応しつつ、既存事業を維持する。緩やかな成長または横ばいの業績推移となる。
価格競争の激化や顧客ニーズの変化により、収益性が低下する。市場シェアの維持が困難になる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 320億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 35.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 23.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 7.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.99倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準