西川計測(7500)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 262 | 14 | 9 | -5 | 12.1 | 256.1 | 60.0 | 40.9 |
| FY2017 | 287 | 15 | 10 | 19 | 12.0 | 299.9 | 70.0 | 43.8 |
| FY2018 | 273 | 14 | 10 | 9 | 10.4 | 287.0 | 80.0 | 44.3 |
| FY2019 | 331 | 23 | 18 | 5 | 16.5 | 528.6 | 150.0 | 46.9 |
| FY2020 | 317 | 21 | 15 | 8 | 12.9 | 446.5 | 135.0 | 52.0 |
| FY2021 | 305 | 19 | 14 | 15 | 10.8 | 407.4 | 125.0 | 53.8 |
| FY2022 | 295 | 20 | 12 | -5 | 8.5 | 344.5 | 140.0 | 57.1 |
| FY2023 | 319 | 22 | 15 | 15 | 10.2 | 459.1 | 160.0 | 56.1 |
| FY2024 | 364 | 35 | 25 | 9 | 13.8 | 748.0 | 300.0 | 57.9 |
| FY2025 | 387 | 38 | 27 | 4 | 13.1 | 792.1 | 320.0 | 60.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
西川計測は特定のブランド力や特許、規制ライセンス、独占的IPを強みとしている具体的な情報は見当たらない。一般的な計測機器卸売業であり、無形資産による競争優位性は限定的と考えられる。
計測機器は一度導入すると、校正や保守、オペレーターの習熟度などから、他社製品への切り替えには一定の手間やコストが発生する可能性がある。しかし、製品の汎用性や顧客のスイッチングコスト低減努力により、その効果は限定的と推測される。
西川計測のビジネスモデルは、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるネットワーク効果を生み出す構造ではない。特定のプラットフォームやコミュニティを形成しているわけではなく、ネットワーク効果は期待できない。
計測機器の卸売業であり、仕入れや物流における効率化の可能性はある。しかし、競合他社も同様の効率化を図るため、構造的なコスト優位性を確立しているとは考えにくい。価格競争力は限定的と推測される。
計測機器の専門商社として一定の規模を持つが、業界全体で見ると多数の競合が存在する。特定のニッチ市場で圧倒的なシェアを持つわけではなく、効率規模による優位性はまだ弱い段階と考えられる。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の産業分野における専門性の深化と、それに伴う顧客との強固な関係構築
高付加価値なサービス(保守・メンテナンス・コンサルティング)の提供による収益源の多様化
M&Aによる事業規模の拡大と、シナジー効果の発現
弱気シナリオ(モート侵食)
価格競争の激化による収益性の低下
技術革新への対応遅れや、代替技術の登場による事業機会の喪失
主要顧客の業績悪化や、需要の構造的な変化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
西川計測の投資が失敗するには、まず同社が持つ計測機器卸売業としての競争優位性が、想定以上に早く失われる必要がある。具体的には、競合他社がより強力なブランド力や技術力、あるいは圧倒的なコスト優位性を確立し、西川計測の顧客基盤を侵食し始めるシナリオが考えられる。また、顧客がスイッチングコストを軽視し、容易に他社製品へ移行するような市場環境の変化や、西川計測が提供する付加価値サービスが陳腐化し、価格のみで選ばれる状況に陥ることも、失敗への道筋となるだろう。さらに、デジタル化の波に乗り遅れ、オンライン販売チャネルやデータ分析サービスなどで後塵を拝することも、競争力の低下を招く要因となりうる。
5年後のモート予測
専門性の高いニッチ市場でのシェア拡大と、高付加価値サービスの提供により、安定的な収益成長を達成する。
既存事業の維持・拡大に努め、緩やかな成長を続ける。競争環境の厳しさから、大幅な成長は難しい。
価格競争の激化や技術革新への対応遅れにより、収益性が悪化し、事業規模が縮小する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 329億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 60.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 32.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.61倍 |
合格数:3/7 部分的合格