2923

サトウ食品(2923)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
7,890
2026-09-01
時価総額
344 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 362 12 8 30 7.5 165.3 37.9
FY2017 371 12 8 2 7.3 174.9 14.0 40.0
FY2018 387 8 7 6 5.4 129.1 20.0 41.0
FY2019 409 12 9 0 7.0 176.8 20.0 41.5
FY2020 449 10 7 -18 5.1 136.6 40.0 41.3
FY2021 469 19 15 27 10.0 295.4 44.0 46.8
FY2022 391 27 19 -5 11.8 384.4 50.0 45.3
FY2023 397 23 18 2 10.1 365.1 55.0 46.5
FY2024 426 27 23 -20 11.2 455.2 60.0 47.1
FY2025 465 27 19 -2 8.7 386.5 70.0 46.0

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産1/5

サトウ食品は「サトウのごはん」ブランドで高い認知度を持つが、特許や独占的IPによる明確な優位性は限定的。競合他社も類似商品を展開しており、ブランド力のみに依存した無形資産の強度は中程度。

スイッチングコスト2/5

「サトウのごはん」は家庭での日常的な消費が中心であり、一度定着したブランドからの乗り換えには心理的・習慣的なコストが多少存在する。しかし、価格や利便性で代替品が出現した場合、乗り換えは比較的容易と考えられる。

ネットワーク効果0/5

サトウ食品の事業モデルは、ユーザー数の増加が製品価値を直接的に高めるネットワーク効果を生む構造ではない。BtoCビジネスではあるが、プラットフォーム型ではないため、ネットワーク効果は期待できない。

コスト優位2/5

長年の製造ノウハウや規模の経済により、一定のコスト競争力は有していると考えられる。しかし、原材料価格の変動や競合他社の効率化により、構造的なコスト優位性は常に変化する可能性があり、突出した優位性とは言えない。

規模の経済3/5

レトルト米飯市場において「サトウのごはん」はトップクラスのシェアを誇り、一定の規模の経済を享受している。この規模は、生産効率や流通網において競合に対する優位性をもたらし、市場での地位を確立している。

競合との比較優位

強気シナリオ

「サトウのごはん」ブランドの継続的な強化と新商品開発による市場シェア拡大

健康志向や簡便性ニーズの高まりによるレトルト米飯市場の成長

効率的な生産・物流体制の維持・強化によるコスト競争力の維持

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社による低価格攻勢や代替商品の台頭

原材料価格の高騰が収益性を圧迫

消費者の健康志向の変化による米飯消費全体の低迷

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

サトウ食品への投資が失敗するには、まず「サトウのごはん」ブランドが消費者の間で急速にその魅力を失い、代替品への乗り換えが加速することが必要である。これは、競合他社がより革新的で魅力的な製品(例えば、より健康的な素材を使ったもの、調理がさらに簡単なもの、あるいは全く新しい形態の食品)を、サトウ食品よりも低価格で提供し始めた場合に起こりうる。また、消費者の食習慣が大きく変化し、個食・簡便食の需要自体が減少することも考えられる。さらに、サトウ食品が生産・物流における規模の経済を維持できず、コスト競争力を失い、価格転嫁もできない状況に陥れば、収益性が悪化し、投資としての魅力を失うだろう。これらの要因が複合的に作用することが、この投資の失敗シナリオを形成する。

5年後のモート予測

強気

「サトウのごはん」ブランドの強さと市場の成長性を背景に、売上・利益ともに堅調に成長。新商品投入や海外展開も奏功し、高い収益性を維持する。

中立

市場の成長に合わせて緩やかに売上を伸ばす。コスト管理を徹底し、安定した収益を確保するが、大きな飛躍は見られない。

弱気

競合の攻勢や原材料高騰により、売上・利益ともに伸び悩む。ブランドイメージの低下や市場シェアの縮小リスクに直面する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 344億
2. 健全な財務 自己資本比率 46.0%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 0.2%
6. 適度なPER PER 17.7倍
7. 適度なPBR PBR 1.53倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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