はごろもフーズ(2831)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 793 | 29 | 18 | 8 | 7.0 | 93.4 | — | 53.3 |
| FY2017 | 799 | 14 | 17 | 10 | 6.2 | 88.2 | 18.0 | 55.0 |
| FY2018 | 799 | 16 | 10 | 6 | 3.7 | 105.6 | 18.0 | 57.1 |
| FY2019 | 829 | 31 | 23 | 5 | 8.1 | 246.1 | — | 55.6 |
| FY2020 | 833 | 34 | 30 | -20 | 9.2 | 316.2 | 46.0 | 57.0 |
| FY2021 | 684 | 23 | 20 | 20 | 5.8 | 213.6 | 50.0 | 57.0 |
| FY2022 | 705 | -11 | -13 | -21 | -3.9 | -140.3 | 50.0 | 56.1 |
| FY2023 | 735 | 18 | 17 | 3 | 4.5 | 186.0 | 50.0 | 59.2 |
| FY2024 | 747 | 28 | 25 | 18 | 5.9 | 261.4 | 50.0 | 60.2 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 60.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「シーチキン」ブランドは長年の歴史と高い認知度を持つが、競合他社も類似商品を展開しており、絶対的な独占力とは言えない。特許や独自技術に関する情報は限定的。
消費者の食品選択は価格や嗜好に左右されやすく、特定のブランドへの強いスイッチング・コストは働きにくい。リピート購入はあるものの、代替品の選択肢は多い。
食料品製造・販売業であり、ユーザー数が増えることで製品価値が向上するネットワーク効果は基本的に見られない。
長年の事業運営による効率化や、原料調達における一定の交渉力は考えられるが、食品業界全体が価格競争に晒されており、顕著なコスト優位性を持つとは断定しにくい。
缶詰・パウチ食品分野において、はごろもフーズは一定の生産規模と販売網を有しており、業界内での効率的な事業運営が可能。競合は存在するものの、寡占的な市場構造の一部を形成している。
競合との比較優位
強気シナリオ
「シーチキン」ブランドの維持・強化による安定した需要確保
PB商品やプライベートブランドの拡充による収益源の多様化
健康志向や簡便調理ニーズに対応した新商品開発の成功
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰による収益性の悪化
競合他社の積極的な価格攻勢や新商品投入による市場シェアの低下
消費者の健康志向の変化への対応遅れや食品偽装問題などのリスク顕在化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、はごろもフーズが「シーチキン」ブランドの価値を維持・向上させる能力を失い、競合他社がより低価格で高品質な代替品を市場に投入し、消費者の嗜好が急速に変化することである。また、原材料調達における交渉力が低下し、生産コストが大幅に上昇する一方で、それを製品価格に転嫁できず、利益率が圧迫される状況も考えられる。さらに、食品業界全体で発生しうる大規模なリコールや風評被害といったリスクが、同社に壊滅的な打撃を与える可能性も否定できない。
5年後のモート予測
ブランド力と規模の経済を活かし、安定した需要を維持。健康志向の新商品投入で緩やかな成長を遂げ、収益性は安定的に推移する。
既存事業の安定性を維持しつつ、競争環境の激化により成長は限定的。原材料価格の変動が収益に影響を与える可能性がある。
原材料高騰と競争激化により収益性が悪化。ブランドイメージの低下や新商品開発の失敗により、市場シェアを失い、業績は低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 324億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 60.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 8年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 9年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 7.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 13.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.78倍 |
合格数:4/7 部分的合格