2910

ロック・フィールド(2910)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,420
2026-09-01
時価総額
342 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 499 25 16 22 6.5 61.1 80.6
FY2017 507 30 21 25 7.9 78.5 32.0 80.4
FY2018 515 31 21 12 7.5 78.6 32.0 82.1
FY2019 510 24 17 22 6.1 65.2 32.0 82.3
FY2020 477 5 2 -9 0.7 7.3 32.0 83.4
FY2021 438 11 12 3 4.1 43.8 20.0 79.8
FY2022 471 22 14 24 4.8 51.9 40.0 79.7
FY2023 500 15 11 11 3.7 40.6 22.0 80.9
FY2024 514 17 13 23 4.3 47.2 23.0 80.9
FY2025 512 12 3 6 1.1 12.6 23.0 81.9

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

「RF1」「柿安ダイニング」などのブランド力は、高品質な惣菜というイメージを確立しており、顧客のロイヤルティを高めている。特に「RF1」は、デパ地下惣菜の代表格として長年の信頼を得ている。

スイッチングコスト3/5

高級惣菜市場において、ロック・フィールドの製品は品質、味、見た目の点で高い評価を得ており、顧客は一度その品質に慣れると、他社製品への乗り換えに抵抗を感じやすい。特に贈答用としての需要は、ブランドへの信頼が乗り換え障壁となる。

ネットワーク効果0/5

惣菜の製造・販売事業であり、ユーザーが増えることでサービス価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に発生しない。

コスト優位1/5

セントラルキッチン方式による効率化や、原材料の共同購入などを一定程度行っている可能性はあるが、高級食材の使用や品質維持のためのコストを考慮すると、他社に対する圧倒的なコスト優位性を築くことは難しい。

規模の経済3/5

デパ地下を中心に全国に多数の店舗を展開しており、一定の規模の経済を享受している。特に、主要都市でのブランド認知度と店舗網は、新規参入者にとって大きな障壁となりうる。

競合との比較優位

強気シナリオ

「RF1」ブランドのさらなる強化と新規顧客層の開拓

健康志向や簡便調理ニーズに対応した新商品開発の成功

海外市場への展開による新たな収益源の確保

弱気シナリオ(モート侵食)

競合他社の低価格帯・高品質惣菜の台頭による価格競争の激化

原材料価格の高騰や人件費の上昇による収益性の悪化

消費者の健康志向の変化や外食・中食市場の構造変化への対応遅れ

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

ロック・フィールドの投資が失敗するには、まず「RF1」ブランドが消費者の心から離れ、単なる高級惣菜の一つとして認識されるようになる必要がある。これは、競合他社がより革新的で、かつ手頃な価格で高品質な惣菜を提供し始めた場合に起こりうる。また、消費者の食の安全や健康に対する懸念が、同社の厳格な品質管理体制への不信感につながるような、大規模な食品偽装事件や異物混入事件が頻発し、その影響が同社にまで波及するシナリオも考えられる。さらに、デフレマインドが定着し、消費者が「特別な日のご馳走」としての高級惣菜への支出を大幅に削減するようになれば、同社のビジネスモデルそのものが成り立たなくなるだろう。

5年後のモート予測

強気

ブランド力と商品開発力を活かし、既存顧客の維持と新規顧客の獲得を進め、安定的な成長を続ける。健康志向への対応や新業態開発が奏功し、売上・利益ともに堅調に伸長する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。原材料価格や人件費の変動に影響を受けながらも、ブランド力と店舗網を武器に、一定の収益性を確保する。

弱気

競合激化や消費者の価値観変化により、既存事業の成長が鈍化。価格競争やコスト増に苦しみ、収益性が低下する。新商品開発や新規事業の展開が遅れ、市場シェアを落とすリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 342億
2. 健全な財務 自己資本比率 81.9%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 -37.6%
6. 適度なPER PER 104.1倍
7. 適度なPBR PBR 1.19倍

合格数:3/7 部分的合格

直近の適時開示

同業他社

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