ロック・フィールド(2910)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 499 | 25 | 16 | 22 | 6.5 | 61.1 | — | 80.6 |
| FY2017 | 507 | 30 | 21 | 25 | 7.9 | 78.5 | 32.0 | 80.4 |
| FY2018 | 515 | 31 | 21 | 12 | 7.5 | 78.6 | 32.0 | 82.1 |
| FY2019 | 510 | 24 | 17 | 22 | 6.1 | 65.2 | 32.0 | 82.3 |
| FY2020 | 477 | 5 | 2 | -9 | 0.7 | 7.3 | 32.0 | 83.4 |
| FY2021 | 438 | 11 | 12 | 3 | 4.1 | 43.8 | 20.0 | 79.8 |
| FY2022 | 471 | 22 | 14 | 24 | 4.8 | 51.9 | 40.0 | 79.7 |
| FY2023 | 500 | 15 | 11 | 11 | 3.7 | 40.6 | 22.0 | 80.9 |
| FY2024 | 514 | 17 | 13 | 23 | 4.3 | 47.2 | 23.0 | 80.9 |
| FY2025 | 512 | 12 | 3 | 6 | 1.1 | 12.6 | 23.0 | 81.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
「RF1」「柿安ダイニング」などのブランド力は、高品質な惣菜というイメージを確立しており、顧客のロイヤルティを高めている。特に「RF1」は、デパ地下惣菜の代表格として長年の信頼を得ている。
高級惣菜市場において、ロック・フィールドの製品は品質、味、見た目の点で高い評価を得ており、顧客は一度その品質に慣れると、他社製品への乗り換えに抵抗を感じやすい。特に贈答用としての需要は、ブランドへの信頼が乗り換え障壁となる。
惣菜の製造・販売事業であり、ユーザーが増えることでサービス価値が向上するようなネットワーク効果は基本的に発生しない。
セントラルキッチン方式による効率化や、原材料の共同購入などを一定程度行っている可能性はあるが、高級食材の使用や品質維持のためのコストを考慮すると、他社に対する圧倒的なコスト優位性を築くことは難しい。
デパ地下を中心に全国に多数の店舗を展開しており、一定の規模の経済を享受している。特に、主要都市でのブランド認知度と店舗網は、新規参入者にとって大きな障壁となりうる。
競合との比較優位
強気シナリオ
「RF1」ブランドのさらなる強化と新規顧客層の開拓
健康志向や簡便調理ニーズに対応した新商品開発の成功
海外市場への展開による新たな収益源の確保
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社の低価格帯・高品質惣菜の台頭による価格競争の激化
原材料価格の高騰や人件費の上昇による収益性の悪化
消費者の健康志向の変化や外食・中食市場の構造変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ロック・フィールドの投資が失敗するには、まず「RF1」ブランドが消費者の心から離れ、単なる高級惣菜の一つとして認識されるようになる必要がある。これは、競合他社がより革新的で、かつ手頃な価格で高品質な惣菜を提供し始めた場合に起こりうる。また、消費者の食の安全や健康に対する懸念が、同社の厳格な品質管理体制への不信感につながるような、大規模な食品偽装事件や異物混入事件が頻発し、その影響が同社にまで波及するシナリオも考えられる。さらに、デフレマインドが定着し、消費者が「特別な日のご馳走」としての高級惣菜への支出を大幅に削減するようになれば、同社のビジネスモデルそのものが成り立たなくなるだろう。
5年後のモート予測
ブランド力と商品開発力を活かし、既存顧客の維持と新規顧客の獲得を進め、安定的な成長を続ける。健康志向への対応や新業態開発が奏功し、売上・利益ともに堅調に伸長する。
既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。原材料価格や人件費の変動に影響を受けながらも、ブランド力と店舗網を武器に、一定の収益性を確保する。
競合激化や消費者の価値観変化により、既存事業の成長が鈍化。価格競争やコスト増に苦しみ、収益性が低下する。新商品開発や新規事業の展開が遅れ、市場シェアを落とすリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 342億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 81.9% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -37.6% | |
| 6. 適度なPER | PER 104.1倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.19倍 |
合格数:3/7 部分的合格