2811

カゴメ(2811)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
2,751
2026-09-01
時価総額
2,355 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 2,025 109 68 2 6.9 68.3 24.5 42.1
FY2017 2,142 120 101 339 9.5 114.0 30.0 52.1
FY2018 2,099 120 115 98 11.0 130.0 40.0 52.5
FY2019 1,808 141 102 30 9.2 114.9 35.0 53.9
FY2020 1,830 107 74 170 6.6 83.7 36.0 49.3
FY2021 1,897 140 98 6 8.2 109.4 37.0 54.6
FY2022 2,056 128 91 -48 7.5 105.1 38.0 52.8
FY2023 2,247 175 104 -14 7.7 121.2 41.0 49.8
FY2024 3,069 362 250 -146 11.8 278.5 57.0 51.3
FY2025 2,943 226 148 154 6.9 161.4 48.0 50.7

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:10/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

カゴメは長年にわたり「カゴメトマト」のブランドイメージを確立し、消費者の間で高い認知度と信頼を得ている。特にトマト加工品分野では、そのブランド力が他社との差別化要因となっている。長年の研究開発によるノウハウも無形資産と言える。

スイッチングコスト2/5

家庭用トマト加工品においては、消費者のブランドロイヤリティは存在するものの、価格や他の商品の組み合わせによって乗り換えが発生する可能性は否定できない。業務用では、特定のメニューや品質要求に応えることで、一定のスイッチングコストが発生する。

ネットワーク効果0/5

該当なし

コスト優位2/5

原料調達における長年のサプライヤーとの関係や、大規模な生産・物流網による一定のコスト効率は存在するが、食料品業界全体として価格競争圧力は高く、圧倒的なコスト優位を築くのは難しい。

規模の経済3/5

国内のトマト加工品市場において、カゴメはトップクラスのシェアを誇る。この規模は、原料調達、生産、研究開発、販売チャネルにおいて効率性を生み出し、競合他社に対する優位性となっている。

競合との比較優位

強気シナリオ

トマト関連商品の高付加価値化と新商品開発による継続的な売上成長

健康志向の高まりを捉えた機能性表示食品等の展開拡大

海外市場でのブランド浸透と売上拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の変動や天候不順による収益性の悪化

健康志向とは異なる新たな食トレンドの台頭による需要の変化

競合他社による積極的な価格攻勢や代替商品の登場

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

カゴメの投資が失敗するには、まず「カゴメ」というブランドが消費者の心の中でその価値を失うことが必要である。例えば、食品安全に関する重大な問題が発生し、長年培ってきた信頼が根底から覆されるような事態が考えられる。また、トマト加工品というニッチな市場に依存しすぎた結果、消費者の食の好みが大きく変化し、トマトへの関心が薄れるようなトレンドの転換が起これば、現在のビジネスモデルは成り立たなくなるだろう。さらに、競合他社がカゴメのブランド力を凌駕するような革新的な商品やマーケティング戦略を展開し、消費者の購買行動を劇的に変化させることも、カゴメの優位性を失わせる要因となりうる。これらの要因が複合的に作用することで、カゴメの持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は低下するだろう。

5年後のモート予測

強気

健康志向とブランド力を武器に、トマト関連商品および機能性食品市場でのシェアを拡大し、安定的な増収増益を達成する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、新商品開発や海外展開で緩やかな成長を遂げる。原材料価格の変動リスクを管理しながら、収益性を維持する。

弱気

原材料価格の高騰や競争激化により、収益性が圧迫される。消費者の嗜好の変化に対応できず、売上・利益ともに伸び悩む可能性がある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,355億
2. 健全な財務 自己資本比率 50.7%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 11年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 15.4%
6. 適度なPER PER 15.9倍
7. 適度なPBR PBR 1.23倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が カゴメ の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →