2296

伊藤ハム米久ホールディングス(2296)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
5,140
2026-09-01
時価総額
2,817 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 7,926 215 180 124 8.2 60.7 56.9
FY2017 8,319 216 158 -27 7.2 53.2 17.0 57.7
FY2018 8,507 145 106 -48 4.7 35.8 17.0 56.6
FY2019 8,525 173 114 240 5.0 38.7 17.0 58.5
FY2020 8,427 240 202 300 8.2 68.6 17.0 62.7
FY2021 8,544 246 191 72 7.3 65.3 21.0 63.4
FY2022 9,227 230 170 -190 6.3 58.8 23.0 61.5
FY2023 9,556 223 156 134 5.5 273.2 24.0 61.5
FY2024 9,888 196 131 -106 4.6 230.9 25.0 61.1
FY2025 10,714 285 202 -124 6.8 356.4 145.0 56.2

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●●○○
3/5
効率規模
●●●●○
4/5

総合スコア:11/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中

無形資産2/5

「伊藤ハム」ブランドは長年の歴史と信頼があり、消費者の認知度は高い。しかし、特許や独占的IPによる明確な優位性は限定的。PB商品との競争も激しい。

スイッチングコスト2/5

食料品は一般的にスイッチングコストが低い。ただし、長年利用しているブランドや、特定の製法・品質へのこだわりを持つ顧客層は存在する可能性。

ネットワーク効果0/5

食料品製造販売業であり、ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。

コスト優位3/5

「米久」の強みであるチルド加工技術や、グループ全体での原料調達・物流効率化によるコスト競争力。規模の経済と組み合わせることで一定の優位性を確保。

規模の経済4/5

食肉・加工食品業界において、伊藤ハムと米久の統合により、原料調達、生産、販売チャネルにおいて業界トップクラスの規模を持つ。これにより、効率的な事業運営が可能。

競合との比較優位

強気シナリオ

グループシナジーによるコスト削減効果の拡大

高付加価値商品の開発・販売強化による収益性向上

健康志向や簡便調理ニーズに対応した新商品投入

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の高騰と、価格転嫁の遅延による収益圧迫

競合他社による価格競争の激化

食の安全・安心に対する懸念の高まりによるブランドイメージ毀損

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

この投資が失敗するには、伊藤ハムと米久の統合によるシナジー効果が全く発揮されず、むしろ組織統合のコストが収益を圧迫し続ける状況が真実でなければならない。また、消費者の嗜好が急速に変化し、同社が長年培ってきたブランド力や商品開発力が陳腐化し、競合他社にシェアを奪われ続ける。さらに、食肉業界全体に構造的な逆風(例:感染症の蔓延による供給不安、代替タンパク質の台頭など)が吹き荒れ、同社の事業基盤そのものが揺らぐような事態が発生する必要がある。これらの要因が複合的に作用し、同社の規模の経済による優位性を無効化するほどの影響を与えることが、投資失敗のシナリオを形成する。

5年後のモート予測

強気

グループシナジーの深化と高付加価値商品へのシフトにより、売上・利益ともに安定的な成長を遂げる。特に、健康志向や簡便調理ニーズを捉えた商品が市場で支持される。

中立

原材料価格の変動や競争環境の厳しさに影響を受けつつも、規模の経済とコスト管理により、緩やかな成長を維持する。M&Aによる事業拡大の可能性も残る。

弱気

原材料価格の高騰や価格競争の激化により、収益性が悪化。消費者の嗜好の変化への対応も遅れ、市場シェアを徐々に失っていく。ブランドイメージの低下も懸念される。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 2,817億
2. 健全な財務 自己資本比率 56.2%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 82.3%
6. 適度なPER PER 13.9倍
7. 適度なPBR PBR 0.96倍

合格数:6/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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