木徳神糧(2700)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)
株価推移
チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。
10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 1,028 | 11 | 9 | -28 | 10.7 | 108.3 | 10.0 | 28.9 |
| FY2017 | 1,054 | 6 | 9 | -9 | 9.6 | 107.1 | 10.0 | 27.5 |
| FY2018 | 1,143 | 8 | 3 | -0 | 3.0 | 173.2 | — | 26.7 |
| FY2019 | 1,176 | 1 | 7 | 16 | 6.9 | 413.4 | 50.0 | 31.0 |
| FY2020 | 1,076 | -0 | 1 | 6 | 0.7 | 38.6 | 50.0 | 31.5 |
| FY2021 | 1,078 | 5 | 5 | 2 | 4.8 | 311.7 | 50.0 | 34.6 |
| FY2022 | 1,047 | 13 | 10 | 38 | 9.2 | 641.0 | 60.0 | 37.5 |
| FY2023 | 1,148 | 21 | 15 | 0 | 11.0 | 912.7 | 80.0 | 40.6 |
| FY2024 | 1,190 | 24 | 17 | -19 | 11.1 | 1,060.7 | 130.0 | 37.3 |
| FY2025 | 1,762 | 80 | 55 | -19 | 26.2 | 675.4 | 150.0 | 36.1 |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:none 持続性:判定中
木徳神糧は特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する情報は公開されておらず、無形資産による競争優位性は確認できません。
米穀卸売業という性質上、顧客(小売店、飲食店など)が他の卸売業者へ切り替える際の直接的な金銭的・システム的コストは低いと考えられます。ただし、長年の取引による信頼関係や、特定のニーズへの対応力などが間接的なスイッチングコストとなり得ます。
木徳神糧の事業モデルには、ユーザー数の増加がサービス価値を向上させるようなネットワーク効果は存在しません。
米穀の調達から加工、流通まで一貫したサプライチェーンを持つことで、一定のコスト効率を図っている可能性があります。しかし、業界全体で価格競争が激しく、構造的なコスト優位性を確立しているかは不明瞭です。
米穀卸売業界は多数のプレイヤーが存在する競争市場であり、木徳神糧が業界規模に対して最適化された少数寡占を形成しているとは言えません。一定の規模は持つものの、圧倒的なシェアによる効率規模の優位性は限定的です。
競合との比較優位
強気シナリオ
米穀の安定供給能力の強化
付加価値の高い加工品開発による収益性向上
食品安全・品質管理体制のさらなる強化
弱気シナリオ(モート侵食)
米穀価格の変動リスク
新規参入や異業種からの競争激化
消費者の食の嗜好の変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
木徳神糧の投資が失敗するには、まず米穀という生活必需品に対する需要が構造的に大きく減少するか、あるいは代替食品が急速に普及することが考えられます。また、同社が長年培ってきたサプライチェーンや顧客基盤が、より効率的で低コストな競合他社(特に大規模な食品商社や、ITを活用した新たな流通プラットフォーム)によって容易に模倣され、優位性を失うシナリオも考えられます。さらに、食品偽装問題や品質管理の不備といった、企業の信頼性を根底から揺るがすようなスキャンダルが発生し、ブランド価値と顧客離れが同時に進行することも、失敗への道筋となり得ます。これらの要素が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、収益性が悪化するでしょう。
5年後のモート予測
米穀の安定調達と高付加価値商品の開発により、緩やかな売上・利益成長を維持。食品安全への信頼を基盤に、既存顧客との関係を強化し、安定した収益基盤を確保する。
米穀価格の変動や競争激化の影響を受けつつも、既存事業の効率化と一部新商品投入で、現状維持に近い収益水準を確保。大きな成長は見込めないが、安定配当は継続する。
米穀価格の高騰や、より安価な代替品の普及により、需要が減退。競争激化で価格転嫁も難しく、収益性が悪化。事業再編やリストラを余儀なくされる可能性も示唆される。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 149億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 36.1% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 1.8% | |
| 6. 適度なPER | PER 2.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.73倍 |
合格数:4/7 部分的合格