2326

デジタルアーツ(2326)に経済的な堀はあるか

情報・通信業 情報通信・サービスその他

株価

現在株価
4,615
2026-09-01
時価総額
573 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 51 18 11 13 21.4 80.9 70.2
FY2017 51 19 13 9 20.5 92.5 24.0 78.2
FY2018 58 26 20 22 25.1 141.1 28.0 78.7
FY2019 56 23 16 28 18.3 113.7 48.0 79.7
FY2020 68 30 21 44 20.5 146.9 50.0 67.6
FY2021 91 41 29 52 23.9 206.7 55.0 62.7
FY2022 104 44 31 23 21.6 218.1 70.0 66.9
FY2023 115 44 44 38 27.4 315.5 75.0 71.0
FY2024 100 46 32 17 18.3 232.8 80.0 76.6
FY2025 108 48 34 72 18.6 253.6 85.0 66.1

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●●●○○
3/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

長年にわたる「m-FILTER」や「FinalCode」といった製品群による、情報漏洩対策・セキュリティ分野でのブランド認知と信頼性が強み。特に官公庁や大手企業での導入実績が、無形資産としての価値を高めている。

スイッチングコスト3/5

「m-FILTER」などの導入には、既存システムとの連携や運用体制の構築が必要であり、一度導入すると他社製品への切り替えには相応の時間とコスト、リスクが伴う。特にセキュリティ製品は、運用ノウハウの蓄積が重要となる。

ネットワーク効果0/5

現時点では、製品・サービス自体に直接的なネットワーク効果が見られる要素は限定的である。

コスト優位1/5

競合他社と比較して、著しく低いコスト構造を持つという明確な証拠はない。ただし、長年の事業継続による効率化の可能性はある。

規模の経済2/5

国内のITセキュリティ市場において一定のシェアを持つが、グローバルな巨大IT企業と比較すると規模の経済性は限定的である。国内市場でのプレゼンスは無視できない。

競合との比較優位

強気シナリオ

サイバー攻撃の高度化・巧妙化に伴うセキュリティ投資の継続的な増加

マイナンバー制度や個人情報保護法改正など、法規制強化による需要拡大

クラウド対応やAI活用など、新技術への適応による製品競争力の維持・向上

弱気シナリオ(モート侵食)

海外大手ベンダーによる低価格・高機能製品の攻勢

技術革新のスピードに追随できず、製品陳腐化が進むリスク

国内市場の成熟化による成長鈍化と、新規参入企業との競争激化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

デジタルアーツの投資が失敗するには、まず同社が長年培ってきた「m-FILTER」や「FinalCode」といった製品群に対する顧客の信頼が、急速に失われる必要がある。これは、競合他社がより革新的で、かつ低コストな代替ソリューションを、既存システムとの親和性を損なわずに提供し始めた場合に起こりうる。特に、クラウドネイティブなセキュリティソリューションが急速に普及し、オンプレミス中心のデジタルアーツの製品群が時代遅れと見なされるシナリオが考えられる。また、セキュリティインシデント発生時に、同社製品の有効性が疑問視され、顧客が急速に離れていくような事態も、モートの崩壊を招く可能性がある。さらに、法規制の変更が同社のビジネスモデルに不利に働き、競合に有利な環境が生まれることも考えられる。

5年後のモート予測

強気

サイバーセキュリティ需要の高まりと法規制強化を追い風に、主力製品の優位性を維持・拡大。クラウド対応や新技術を取り込み、国内市場でのシェアをさらに固める。

中立

既存顧客基盤を維持しつつ、緩やかな市場成長を取り込む。新製品開発や機能強化は進めるが、大きなブレークスルーは限定的で、安定的な成長に留まる。

弱気

競合の低価格・高機能製品の攻勢に苦戦。技術革新への対応が遅れ、市場シェアを徐々に失う。収益性は悪化し、成長軌道から外れる。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 573億
2. 健全な財務 自己資本比率 66.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 5.1%
6. 適度なPER PER 16.7倍
7. 適度なPBR PBR 3.09倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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