福留ハム(2291)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 283 | 6 | 1 | 10 | 2.1 | 7.2 | — | 35.4 |
| FY2016 | 267 | 4 | 3 | 2 | 4.9 | 18.2 | — | 36.6 |
| FY2017 | 260 | 2 | 2 | -1 | 3.1 | 61.9 | 3.0 | 38.2 |
| FY2018 | 257 | -1 | -3 | -14 | -5.4 | -95.8 | 15.0 | 33.2 |
| FY2019 | 256 | -5 | -14 | -1 | -34.1 | -420.9 | 15.0 | 26.7 |
| FY2020 | 253 | -2 | -2 | 1 | -5.5 | -71.9 | 0.0 | 27.4 |
| FY2021 | 244 | -4 | -7 | 0 | -20.8 | -215.2 | 0.0 | 23.9 |
| FY2022 | 249 | -4 | -12 | -3 | -53.6 | -358.0 | 0.0 | 16.2 |
| FY2023 | 252 | -4 | 2 | 7 | 6.3 | 45.0 | 0.0 | 17.5 |
| FY2024 | 246 | -6 | -6 | -6 | -34.7 | -191.9 | 0.0 | 14.7 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
「福留ハム」というブランド名は一定の認知度を持つが、競合他社と比較して突出したブランド価値や特許、独占的IPは確認できない。食料品業界全体として、差別化要因としての無形資産の強みは限定的。
業務用ハム・ソーセージは、品質や価格、供給安定性で選ばれるが、一度取引が始まると、切り替えには手間やリスクが伴うため、一定のスイッチング・コストが存在する。しかし、代替品も多く、顧客のロイヤリティはそれほど高くない。
ハム・ソーセージ製造販売業であり、ネットワーク効果が発生するビジネスモデルではない。
食料品業界、特にハム・ソーセージ分野は、原材料費や製造コストの変動が収益に影響しやすい。規模の経済や効率化によるコスト優位性は存在するものの、競合他社との決定的な差を生むほどの構造的な優位性は見られない。
食料品業界、特にハム・ソーセージ市場において、一定の生産規模と販売網を持つことで、効率的な事業運営が可能となっている。大手企業と比較すると規模は小さいものの、ニッチ市場や特定のチャネルにおいては効率規模の優位性を発揮する可能性がある。
競合との比較優位
強気シナリオ
健康志向の高まりや、付加価値の高い商品開発による単価上昇。
海外市場への展開や、新たな販売チャネルの開拓による成長。
M&Aによる事業規模の拡大とシナジー効果。
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰が継続し、収益性を圧迫。
競合他社との価格競争の激化によるシェア低下。
食の安全・安心に対する懸念や、異物混入などの不祥事発生。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
福留ハムの投資が失敗するには、まず同社が持つ「効率規模」の優位性が、競合他社のさらなる規模拡大や、より効率的な生産技術の導入によって、あっけなく失われる必要がある。具体的には、大手食品メーカーがハム・ソーセージ事業に本格参入し、圧倒的なスケールメリットで価格競争を仕掛けたり、あるいは、海外からの低コスト製品の流入が加速し、国内市場での価格決定力が著しく低下するシナリオが考えられる。また、同社の強みである業務用ルートにおける顧客基盤が、競合他社の積極的な営業攻勢や、より魅力的な代替商品の登場によって、予想以上に早く崩壊する可能性も否定できない。さらに、食料品業界全体に共通するリスクとして、食の安全に対する信頼が一度失墜すれば、ブランドイメージの回復は極めて困難であり、事業継続そのものが危ぶまれる。
5年後のモート予測
健康志向や付加価値商品へのシフト、海外展開や新販路開拓が進み、売上・利益ともに堅調に成長。M&Aも成功し、事業基盤が強化される。
現状維持に近い成長。原材料価格の変動や競争環境の変化に対応しつつ、安定した収益を確保。大きな飛躍はないが、着実に事業を継続。
原材料高や価格競争の激化により、収益性が悪化。市場シェアも低下し、事業の縮小を余儀なくされる。食の安全に関する問題が発生するリスクも高まる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 19億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 17.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 4年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 12.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.80倍 |
合格数:2/7 部分的合格