2220

亀田製菓(2220)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,380
2026-09-01
時価総額
275 億円

主要指標

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株価推移

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▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 982 56 27 -11 6.1 128.2 60.8
FY2017 995 50 41 -10 8.6 195.0 42.0 61.9
FY2018 1,000 53 44 -3 8.5 208.8 49.0 61.3
FY2019 1,038 58 45 4 8.3 211.7 51.0 61.6
FY2020 1,033 56 48 23 7.9 225.6 52.0 62.7
FY2021 852 49 44 -15 6.7 210.1 53.0 61.6
FY2022 950 36 19 -2 2.8 89.8 54.0 58.3
FY2023 955 45 23 16 3.1 107.1 55.0 58.0
FY2024 1,033 55 54 16 6.9 257.0 56.0 61.0
FY2025 57.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●●○○
3/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●●○○○
2/5
効率規模
●●●○○
3/5

総合スコア:9/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産3/5

「ハッピーターン」「柿の種」といった長年愛されるロングセラー商品群は、強力なブランド認知と顧客ロイヤルティを確立している。特に「ハッピーターン」の独特な味付けは模倣が難しく、長年のCM展開や限定フレーバー投入により、ブランド価値を維持・向上させている。

スイッチングコスト1/5

米菓という商品の性質上、特定のブランドへの強いスイッチング・コストは低い。消費者は価格や気分、セール品に応じて容易にブランドを乗り換える可能性がある。ただし、長年の愛着を持つ顧客層は一定数存在する。

ネットワーク効果0/5

亀田製菓の事業モデルには、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接高めるようなネットワーク効果は存在しない。

コスト優位2/5

米菓の製造においては、原料調達(米)、生産効率、物流網の最適化がコスト競争力に影響する。同社は長年の経験と規模から一定の調達・生産ノウハウを持つが、食品業界全体でコスト競争は激しく、圧倒的なコスト優位とは言えない。

規模の経済3/5

国内米菓市場においてトップクラスのシェアを誇り、生産・販売規模は大きい。これにより、原料の大量購入によるコストメリットや、広範な流通網の維持が可能となっている。ただし、市場全体が成熟しており、さらなる規模の経済による圧倒的優位の拡大は限定的。

競合との比較優位

強気シナリオ

主力ブランドのブランド価値向上と新商品開発による市場シェア拡大

健康志向ニーズに対応した商品ラインナップの拡充と成功

海外市場でのブランド認知度向上と販売拡大

弱気シナリオ(モート侵食)

健康志向の高まりによる米菓市場全体の縮小

競合他社による強力なブランド模倣や低価格攻勢

原材料価格の高騰やサプライチェーンの混乱による収益性悪化

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

亀田製菓の投資が失敗するには、その核となるブランド資産が急速に陳腐化するか、消費者の嗜好が劇的に変化し、主力商品である「ハッピーターン」や「柿の種」が魅力を失う必要がある。また、競合他社が、亀田製菓の長年のブランド構築を凌駕するような、より魅力的で革新的な新商品を、より低コストで市場に投入し、消費者の心を掴むことができれば、同社の優位性は揺らぐだろう。さらに、健康志向の高まりが米菓市場全体を急速に縮小させ、代替食品へのシフトが加速することも、同社の成長性を奪う要因となり得る。原材料価格の高騰や、食品安全に関する重大な問題が発生し、ブランドイメージが毀損されるシナリオも考えられる。

5年後のモート予測

強気

主力ブランドの継続的な強さと新商品開発力により、国内市場での地位を維持しつつ、健康志向商品や海外展開で緩やかな成長を遂げる。

中立

国内米菓市場の成熟と健康志向の影響を受けつつも、ブランド力と生産効率で安定した収益を維持する。

弱気

健康志向の高まりや競合の攻勢により、国内市場でのシェアが低下し、収益性が悪化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 275億
2. 健全な財務 自己資本比率 61.0%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 7.0%
6. 適度なPER PER 5.1倍
7. 適度なPBR PBR 0.36倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

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