2209

井村屋グループ(2209)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
2,418
2026-09-01
時価総額
292 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 420 12 7 -3 6.3 59.6 43.2
FY2017 451 15 11 -17 7.3 90.5 22.0 45.4
FY2018 451 14 13 -12 8.0 96.0 24.0 45.5
FY2019 423 4 1 9 0.9 10.5 24.0 52.2
FY2020 422 8 7 23 4.0 50.2 24.0 54.9
FY2021 422 17 15 20 8.5 112.6 24.0 59.0
FY2022 447 20 16 1 8.6 123.2 26.0 54.7
FY2023 482 25 19 -9 9.2 147.6 28.0 55.1
FY2024 511 30 22 42 9.9 168.3 31.0 60.3
FY2025 36.0

バフェット流モート診断

無形資産
●●○○○
2/5
スイッチング
●○○○○
1/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中

無形資産2/5

「あずきバー」は長年愛されるロングセラー商品であり、高いブランド認知度を持つ。しかし、特許や独占的IPによる明確な競争優位性は限定的。季節性や健康志向など、消費者の嗜好変化への対応がブランド価値維持の鍵となる。

スイッチングコスト1/5

アイスクリームや和菓子市場において、消費者は比較的容易に他社製品へ乗り換え可能。特定のブランドへの強いロイヤリティは限定的であり、価格や新商品への関心が乗り換えの要因となりうる。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果が発生するような事業モデルではない。製品の価値は個々の消費者の満足度に依存する。

コスト優位1/5

食品業界全体として、原材料価格の変動や製造コストの管理は重要。同社が構造的に他社より大幅に低いコスト構造を持つという証拠は乏しい。規模の経済によるコスト削減の余地はあるが、限定的。

規模の経済2/5

国内のアイスクリーム・和菓子市場において一定のシェアを持つが、業界全体で見ると寡占度はそれほど高くない。大手食品メーカーと比較すると規模の経済は限定的であり、効率的な生産体制の維持が重要となる。

競合との比較優位

強気シナリオ

「あずきバー」ブランドの更なる強化と、健康志向に合わせた新商品の開発成功。

海外市場への展開加速による新たな収益源の確立。

効率的なサプライチェーン管理とコスト削減努力による収益性改善。

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の高騰が継続し、収益性を圧迫する。

消費者の嗜好変化への対応遅れによる既存商品の売上減少。

競合他社による革新的な商品開発や低価格攻勢。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

井村屋グループの投資が失敗するには、主力商品である「あずきバー」のブランド価値が急速に失われることが必要である。これは、消費者の健康志向や食のトレンドの変化に企業が全く適応できず、代替となる魅力的な商品が市場に溢れる状況を意味する。また、原材料価格の急騰や、それを価格転嫁できない状況が続き、収益性が恒久的に悪化することも考えられる。さらに、競合他社がより革新的な商品開発や、効率的な生産・販売網を構築し、井村屋グループの市場シェアを奪っていくシナリオも、この投資の失敗につながるだろう。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は崩壊する。

5年後のモート予測

強気

「あずきバー」のブランド力を活かし、健康志向の新商品投入や海外展開が成功。売上・利益ともに安定的に成長し、収益性が向上する。

中立

既存事業の安定性を維持しつつ、緩やかな成長を目指す。原材料価格の変動や競争環境の変化に対応しながら、収益性を維持する。

弱気

原材料価格の高騰や消費者の嗜好変化に対応できず、既存商品の売上が低迷。収益性が悪化し、成長が鈍化する。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 292億
2. 健全な財務 自己資本比率 60.3%
3. 利益の安定性 9年連続黒字
4. 配当の継続性 10年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 14.3%
6. 適度なPER PER 13.3倍
7. 適度なPBR PBR 1.29倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 井村屋グループ の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →