やまみ(2820)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 95 | 10 | 7 | 1 | 19.4 | 148.1 | 20.0 | 41.1 |
| FY2017 | 98 | 9 | 6 | 1 | 15.4 | 98.9 | 20.0 | 47.0 |
| FY2018 | 105 | 10 | 6 | -0 | 14.0 | 101.5 | 20.0 | 48.8 |
| FY2019 | 109 | 9 | 7 | -31 | 11.0 | 100.4 | 24.0 | 48.2 |
| FY2020 | 126 | 4 | 8 | -12 | 11.9 | 117.4 | 24.0 | 45.6 |
| FY2021 | 136 | 7 | 5 | 19 | 7.1 | 73.4 | 24.0 | 53.1 |
| FY2022 | 138 | 9 | 6 | 13 | 7.9 | 87.1 | 26.0 | 57.2 |
| FY2023 | 162 | 10 | 8 | 12 | 9.7 | 115.2 | 32.0 | 60.0 |
| FY2024 | 190 | 21 | 15 | 12 | 15.5 | 211.9 | 66.0 | 61.3 |
| FY2025 | 211 | 17 | 15 | 6 | 14.4 | 215.7 | 72.0 | 65.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
やまみは「まるや」ブランドを展開しているが、そのブランド力は限定的。特許や独占的IPに関する情報は乏しく、無形資産による競争優位性は現時点では弱い。
やまみは主に業務用(外食産業、惣菜メーカー等)に調味料・たれ・ソースを供給。取引先は長年の関係構築により、仕様変更や新規サプライヤー開拓のコストを考慮すると、一定のスイッチング・コストが存在する可能性がある。
調味料・たれ・ソースの製造販売事業であり、ネットワーク効果が働くビジネスモデルではない。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。原材料調達や製造プロセスにおける効率化努力は行っているが、業界全体で価格競争が生じやすく、圧倒的なコスト優位を築くのは難しい。
業務用調味料市場において一定のシェアを持つが、業界全体は多数のプレイヤーが存在する競争環境。大手食品メーカーや専門メーカーとの比較では、規模の経済による優位性は限定的。
競合との比較優位
強気シナリオ
業務用調味料の需要安定性
OEM/ODM事業の拡大による顧客基盤強化
新商品開発による高付加価値製品の提供
弱気シナリオ(モート侵食)
原材料価格の高騰と転嫁の困難さ
大手競合他社による攻勢
外食産業や惣菜市場の低迷
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
やまみの競争優位性が失われるシナリオは、主要取引先である外食産業や惣菜メーカーが深刻な不況に陥り、やまみへの発注量が激減する場合である。また、競合他社がより低価格で同等以上の品質の製品を、より迅速に供給できるようになった場合、長年の取引関係で築かれたスイッチング・コストが無意味になる。さらに、やまみが持つ独自の製造ノウハウや品質管理体制が陳腐化し、模倣が容易になった場合も競争優位性は損なわれる。原材料価格の高騰を価格転嫁できず、利益率が著しく悪化することも、持続的な競争優位性を脅かす要因となる。
5年後のモート予測
業務用調味料の安定需要とOEM/ODM事業の拡大により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。新商品開発や品質向上により、既存顧客との関係を強化し、収益性を維持する。
原材料価格の変動や競争環境の変化の影響を受けつつも、既存顧客との関係を維持し、安定した事業運営を継続する。緩やかな成長が見込まれる。
原材料価格の高騰や外食産業の低迷により、売上・利益ともに減少する。価格競争の激化により、収益性が悪化し、事業基盤が揺らぐリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 265億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 65.3% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 11年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 35.3% | |
| 6. 適度なPER | PER 17.7倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 2.54倍 |
合格数:4/7 部分的合格