2009

鳥越製粉(2009)に経済的な堀はあるか

食料品 食品

株価

現在株価
1,108
2026-09-01
時価総額
252 億円

主要指標

各カードをクリックすると、過去22年の時系列ページへ遷移します(→マーク付き)

株価推移

チャート上をドラッグすると区間の騰落率を表示(ダブルクリックで解除)。

▶ 詳細チャート(日足/週足/月足切替)

10年財務トレンド

年度 売上(億) 営業利益(億) 純利益(億) FCF(億) ROE(%) EPS(円) 配当(円) 自己資本比率(%)
FY2016 219 13 10 22 3.2 41.8 13.0 78.0
FY2017 219 15 12 -9 3.7 50.6 15.0 79.4
FY2018 226 13 11 19 3.5 48.2 14.0 78.3
FY2019 223 12 10 6 3.1 43.3 14.0 80.2
FY2020 219 7 5 -9 1.7 22.7 14.0 81.7
FY2021 227 10 8 12 2.6 35.7 14.0 79.7
FY2022 244 12 9 -5 2.8 40.0 15.0 80.6
FY2023 264 11 10 7 2.8 41.5 17.0 81.4
FY2024 262 11 10 15 2.6 40.8 41.0 79.1
FY2025 263 13 11 9 3.1 48.6 49.0 79.1

バフェット流モート診断

無形資産
●○○○○
1/5
スイッチング
●●○○○
2/5
ネットワーク
○○○○○
0/5
コスト優位
●○○○○
1/5
効率規模
●●○○○
2/5

総合スコア:6/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中

無形資産1/5

鳥越製粉は老舗の製粉会社であるが、強力なブランド力や特許などの無形資産による競争優位性は限定的。特定のニッチ市場での地位はあるものの、それが持続的な価格決定力に繋がっているとは言えない。

スイッチングコスト2/5

製粉業界において、顧客(パンメーカー、菓子メーカー等)が他の製粉会社へ切り替える際のスイッチングコストは中程度。品質や納期への依存度は高いが、代替品や新規参入の可能性もゼロではないため、完全な囲い込みには至っていない。

ネットワーク効果0/5

ネットワーク効果が働く事業モデルではない。製品の品質や供給能力が重視されるため、ユーザー数が増えることで価値が増すような特性は見られない。

コスト優位1/5

規模の経済によるコスト優位性は限定的。原材料の調達力や生産効率の改善努力はあるものの、競合他社との大きなコスト差を生み出すほどの優位性は確認できない。

規模の経済2/5

国内市場での一定のシェアは有しているが、グローバルな競争環境においては規模の面で劣る。国内市場での規模の経済は一定程度働いていると考えられるが、それが決定的な競争優位となるほどではない。

競合との比較優位

日清製粉グループ本社

日清製粉グループ本社は、より広範な食品事業を展開し、規模の経済とブランド力で優位に立つ。鳥越製粉は製粉事業に特化しており、ニッチ市場での強みはあるものの、全体的な競争力では劣る可能性がある。

強気シナリオ

健康志向の高まりによる高付加価値小麦粉(グルテンフリー、特定品種など)の需要増加を取り込む。

M&Aや提携による事業拡大、効率化を推進し、収益性を改善する。

海外市場への展開を加速し、新たな収益源を確立する。

弱気シナリオ(モート侵食)

原材料価格の変動が激しく、コスト増を価格転嫁できずに収益が悪化する。

大手競合他社との価格競争に巻き込まれ、シェアを失う。

食品安全問題や異物混入などの不祥事により、ブランドイメージが毀損される。

反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)

原材料価格の高騰や、大手競合による積極的な価格攻勢により、収益性が著しく悪化し、ROEが持続的に低下する。PBRが1倍を大きく割り込み、株主価値が毀損される。

5年後のモート予測

強気

健康志向や食の多様化に対応した高付加価値製品の開発・販売が成功し、売上・利益ともに着実に成長。ROEは5%程度まで回復し、株価は堅調に推移する。

中立

現状維持に近い成長が続く。原材料価格の変動に影響を受けつつも、コスト管理と既存事業の効率化で収益を維持。ROEは3%前後で推移し、株価は低位安定となる。

弱気

競争激化や原材料高騰により、売上・利益ともに減少。ROEは2%を下回り、PBRも0.5倍近辺まで下落するリスクがある。

グレアム防衛的投資家 7基準

1. 適切な企業規模 時価総額 252億
2. 健全な財務 自己資本比率 79.1%
3. 利益の安定性 10年連続黒字
4. 配当の継続性 11年連続配当
5. 利益成長 EPS 3年成長 6.7%
6. 適度なPER PER 22.3倍
7. 適度なPBR PBR 0.69倍

合格数:5/7 防衛的投資家候補水準

直近の適時開示

同業他社

もっと深く分析したい?

モート先生 AI が 鳥越製粉 の事業を 4 賢人の理論で詳しく解説します

モート先生に聞く →