不動テトラ(1813)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 640 | 31 | 20 | 14 | 9.4 | 12.2 | — | 46.1 |
| FY2016 | 672 | 38 | 26 | 29 | 10.9 | 15.6 | — | 49.1 |
| FY2017 | 628 | 37 | 24 | 118 | 9.7 | 14.9 | 6.0 | 46.8 |
| FY2018 | 671 | 36 | 24 | -66 | 9.2 | 150.2 | 5.0 | 48.5 |
| FY2019 | 712 | 45 | 28 | -41 | 10.0 | 174.7 | 50.0 | 51.8 |
| FY2020 | 723 | 45 | 30 | 78 | 10.1 | 192.2 | 55.0 | 54.2 |
| FY2021 | 668 | 33 | 21 | -31 | 6.8 | 135.1 | 60.0 | 57.7 |
| FY2022 | 705 | 36 | 22 | -7 | 6.8 | 142.3 | 60.0 | 56.0 |
| FY2023 | 679 | 27 | 20 | 34 | 6.0 | 132.0 | 60.0 | 59.4 |
| FY2024 | 696 | 32 | 22 | -59 | 6.4 | 145.3 | 60.0 | 53.3 |
バフェット流モート診断
総合スコア:8/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
不動テトラは建設業であり、特許やブランドといった無形資産による競争優位性は限定的。特定の技術やノウハウは存在するが、それが参入障壁となるほどの強固なものではないと判断される。
建設プロジェクトにおいては、発注者と受注者の間で長期的な関係性が構築される場合がある。しかし、プロジェクトごとに最適な業者を選定する自由度も存在するため、スイッチングコストは中程度と評価。
建設業において、顧客とのネットワークは重要だが、不動テトラ固有の強力なネットワーク効果は確認できない。公共事業や大手ゼネコンとの関係性は存在するものの、それが排他的な優位性とは言えない。
建設業は一般的に規模の経済が働きやすいが、不動テトラ単独で顕著なコスト優位性を築いているとは考えにくい。資材調達や施工効率において、同業他社との大きな差はないと推測される。
売上高は直近3期で横ばいだが、建設業においては一定の規模を持つことで、大規模プロジェクトの受注機会が増え、経営の安定性が高まる。他社と比較して、中堅規模の企業として一定の地位を確立している。
競合との比較優位
五洋建設は海洋土木分野で強みを持つ大手ゼネコン。不動テトラと比較して、事業規模、技術力、ブランド力で優位性を持つ。特に海外案件での実績は大きい。
東鉄工業は鉄道インフラ分野に特化した建設会社。特定のインフラ分野における専門性と技術力で競争優位性を築いている。不動テトラはより広範な土木・建築分野をカバー。
強気シナリオ
インフラ老朽化対策や防災・減災投資の拡大による需要増加
M&Aや事業提携による事業規模の拡大と収益性向上
高付加価値案件の受注増加による利益率改善
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格の高騰や人件費の上昇による採算悪化
景気後退による建設投資の低迷
競合他社との激しい価格競争による受注単価の下落
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
インフラ投資の縮小、建設資材価格の高騰、人手不足の深刻化、競合との価格競争激化により、売上・利益が想定以上に低迷し、ROEが5年平均を下回る状況が続く場合。
5年後のモート予測
インフラ投資の増加や高付加価値案件の受注拡大により、売上・利益ともに年率5%以上の成長を達成。ROEは10%超を維持し、株主還元も強化される。
緩やかな景気回復とインフラ投資の維持により、売上は微増、利益は横ばい。ROEは直近数年の水準を維持し、安定した配当を継続する。
建設市況の悪化やコスト上昇により、売上・利益ともに減少。ROEは低下し、配当の維持も困難になるリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 437億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 53.5% | |
| 3. 利益の安定性 | 11年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 27.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 9.8倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.15倍 |
合格数:6/7 防衛的投資家候補水準