安藤・間(1719)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 4,080 | 370 | 263 | 45 | 26.1 | 142.3 | — | 31.4 |
| FY2017 | 3,770 | 357 | 239 | 359 | 19.5 | 129.0 | 20.0 | 36.9 |
| FY2018 | 3,600 | 237 | 89 | 35 | 6.6 | 45.2 | 25.0 | 38.0 |
| FY2019 | 3,781 | 247 | 168 | -61 | 12.3 | 84.4 | 30.0 | 40.0 |
| FY2020 | 3,520 | 274 | 172 | 252 | 11.7 | 89.8 | 30.0 | 43.0 |
| FY2021 | 3,403 | 266 | 177 | -406 | 12.5 | 98.8 | 30.0 | 47.7 |
| FY2022 | 3,721 | 199 | 152 | 275 | 10.8 | 94.0 | 40.0 | 44.2 |
| FY2023 | 3,941 | 186 | 139 | -172 | 9.0 | 88.6 | 40.0 | 46.0 |
| FY2024 | 4,252 | 352 | 264 | 128 | 15.4 | 168.8 | 60.0 | 46.0 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 70.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
建設業であり、特許やブランド力による無形資産の強みは限定的。過去の実績や技術力は存在するが、明確なモートとは言えない。
建設プロジェクトは長期にわたり、顧客との関係性が重要。一度契約すると、仕様変更や再度の業者選定にはコストや手間がかかるため、一定のスイッチングコストは存在する。
建設業において、ネットワーク効果による明確なモートは存在しない。個別のプロジェクトや企業間の関係性に依存する。
規模の経済によるコスト優位性は限定的。建設資材の調達や効率的な施工ノウハウはあるが、競合他社も同様の努力をしているため、決定的なコスト差は生まれにくい。
大手ゼネコンと比較すると規模は小さいが、中堅ゼネコンとしては一定の規模を持つ。大規模プロジェクトの受注実績や、長年の事業継続によるノウハウ蓄積は、規模の経済に繋がる可能性がある。
競合との比較優位
売上高、利益ともに安藤・間を大きく上回る。総合力、ブランド力、技術力、財務基盤において優位。インフラ、建築、海外事業など多角化が進んでいる。
売上高、利益ともに安藤・間を大きく上回る。総合力、ブランド力、技術力、財務基盤において優位。特に建築分野に強みを持つ。
強気シナリオ
インフラ投資の拡大による建設需要の増加
M&Aや事業提携による規模拡大と収益性向上
高付加価値案件の受注増加による利益率改善
弱気シナリオ(モート侵食)
建設資材価格の高騰によるコスト増
景気後退による建設需要の低迷
大手ゼネコンとの競争激化による受注減少
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
建設需要の急減、資材価格の高騰、大手ゼネコンとの価格競争による利益率の著しい悪化。これにより、過去の利益水準を下回り、ROEが低下し、株価が低迷する。
5年後のモート予測
インフラ投資の恩恵を受け、堅調な需要が見込まれる。高付加価値案件の受注拡大や、効率化の進展により、売上・利益ともに緩やかな成長を続ける。ROEも改善傾向。
現状維持に近い成長。建設需要は安定しているものの、資材価格の変動や競争環境の変化により、大きな伸びは見込めない。利益率は横ばい傾向で推移する。
景気後退や建設業界の再編により、受注が減少し、利益率も低下する。資材価格の高騰が続けば、赤字に転落するリスクもある。ROEは大幅に低下する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 2,971億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 46.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | 10年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 19.5% | |
| 6. 適度なPER | PER 11.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.74倍 |
合格数:5/7 防衛的投資家候補水準