平和紙業(9929)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 203 | 3 | 2 | 1 | 2.9 | 24.0 | — | 49.2 |
| FY2016 | 196 | 2 | 2 | 4 | 2.0 | 17.5 | — | 49.6 |
| FY2017 | 191 | 2 | 3 | 5 | 3.3 | 29.7 | 10.0 | 48.1 |
| FY2018 | 191 | 3 | 2 | 3 | 2.6 | 23.4 | 10.0 | 49.1 |
| FY2019 | 184 | 2 | 2 | 1 | 1.8 | 16.0 | 10.0 | 52.3 |
| FY2020 | 146 | 0 | -0 | 4 | -0.4 | -3.6 | 10.0 | 54.7 |
| FY2021 | 156 | 2 | 1 | 2 | 1.0 | 9.0 | 5.0 | 54.1 |
| FY2022 | 161 | 1 | 9 | -3 | 9.3 | 91.4 | 10.0 | 53.6 |
| FY2023 | 161 | 2 | 1 | 1 | 1.4 | 14.4 | 11.0 | 53.6 |
| FY2024 | 160 | 1 | 1 | -3 | 1.2 | 12.4 | 12.0 | 55.2 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
平和紙業は特定のブランドや特許、規制ライセンス等による明確な無形資産の優位性は見られない。一般消費財メーカーのような強力なブランド力や、製薬会社のような特許による独占的なIPは保有していない。
紙製品の卸売業であり、顧客(印刷会社、製本会社等)は特定の紙の種類や品質、納期、価格などを重視する。一度取引が始まると、仕様変更やサプライヤー変更の手間から、一定のスイッチング・コストは存在する可能性があるが、価格競争力や代替品の存在により、その効果は限定的と考えられる。
紙製品の卸売業であり、プラットフォームビジネスのようなネットワーク効果は発生しない。顧客数や取引量の増加が直接的にサービスの価値を高める構造ではない。
長年の事業継続による仕入れルートの確立や、効率的な物流網の構築により、一定のコスト優位性を築いている可能性がある。しかし、同業他社も同様の努力をしていると考えられ、構造的な圧倒的コスト優位性とは言えない。
紙製品卸売業界において、長年の実績と広範な顧客基盤、多様な商品ラインナップを持つことで、一定の規模の経済性を享受していると考えられる。業界内での一定のシェアを維持し、効率的な事業運営を行っていると推測される。
競合との比較優位
強気シナリオ
紙製品の安定した需要基盤を背景とした堅調な業績推移
長年の取引で培われた顧客との信頼関係による安定した売上確保
効率的なサプライチェーン管理によるコスト競争力の維持
弱気シナリオ(モート侵食)
デジタル化の進展による紙媒体需要の長期的な減少
新興企業や海外企業による価格競争の激化
原材料価格の変動リスクによる収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
平和紙業の投資が失敗するには、紙製品の需要が予想以上に急速に減少し、デジタル化への移行が加速すること、あるいは、同社が長年培ってきたサプライヤーとの関係や顧客基盤を維持できず、競合他社にシェアを奪われることが考えられる。特に、環境規制の強化や代替素材の普及が、紙製品の利用を抑制し、同社のビジネスモデルの根幹を揺るがす可能性もある。また、同社が効率的な物流網や仕入れルートを維持できず、コスト競争力を失い、価格で劣勢に立たされるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性が失われ、業績が悪化する可能性がある。
5年後のモート予測
紙製品の安定需要と効率的なオペレーションにより、緩やかな成長を維持。顧客基盤の維持とコスト管理で収益性を確保し、配当も安定。
デジタル化の影響は限定的だが、大きな成長は見込めず。既存顧客との関係を維持しつつ、現状維持に近い業績推移。
デジタル化の加速や価格競争の激化により、需要と収益性が低下。代替素材へのシフトも進み、事業規模の縮小を余儀なくされる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 44億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 55.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 11.0% | |
| 6. 適度なPER | PER 37.6倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.44倍 |
合格数:2/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-06-29 臨時報告書