ティムコ(7501)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 28 | -0 | -0 | -1 | -0.5 | -9.5 | 12.0 | 84.6 |
| FY2017 | 29 | -0 | -0 | 3 | -0.5 | -9.5 | 12.0 | 83.5 |
| FY2018 | 30 | 0 | 0 | 2 | 0.6 | 12.6 | 12.0 | 81.7 |
| FY2019 | 29 | -0 | -0 | -2 | -0.3 | -5.3 | 12.0 | 82.5 |
| FY2020 | 27 | -1 | -2 | 0 | -5.1 | -92.5 | 5.4 | 81.3 |
| FY2021 | 30 | -0 | -0 | 1 | -0.2 | -3.9 | 5.4 | 82.1 |
| FY2022 | 33 | 1 | 1 | 3 | 2.7 | 50.9 | 12.0 | 80.3 |
| FY2023 | 34 | 1 | 1 | 0 | 2.3 | 43.9 | 12.0 | 81.2 |
| FY2024 | 32 | -0 | -1 | -2 | -2.4 | -44.1 | 12.0 | 81.8 |
| FY2025 | 32 | -1 | -1 | -1 | -2.9 | -52.0 | 12.0 | 79.9 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:効率規模 持続性:判定中
ティムコは釣り具卸売業であり、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、または独占的IPに関する情報は確認できない。自社ブランドの展開はあるものの、競合他社との差別化を決定づけるほどの無形資産は見当たらない。
釣り具の小売店やECサイトにとって、特定の卸売業者から仕入れることによる直接的なスイッチング・コストは低いと考えられる。ただし、長年の取引関係や特定の製品ラインナップへの依存度によっては、多少の取引コストが発生する可能性はある。
卸売業というビジネスモデル上、ネットワーク効果が発生する要素は基本的に見当たらない。顧客(小売店等)が増えることで卸売業者自身の価値が直接的に増大する構造ではない。
卸売業として、仕入れ量や物流効率によるコスト削減努力は行われていると考えられる。しかし、競合他社も同様の努力を行っている可能性が高く、構造的なコスト優位性を確立している明確な証拠はない。規模の経済による効率化の余地はある。
ティムコは日本の釣り具卸売業界において一定のシェアを持つ企業であり、規模の経済による効率的な仕入れや物流網の構築が競争力の源泉となっている可能性がある。業界全体が成熟している中で、一定規模を持つことは有利に働く。
競合との比較優位
強気シナリオ
釣り具市場の堅調な推移と、アウトドアブームの継続による需要拡大。
PB(プライベートブランド)商品の拡充による収益性向上と顧客囲い込み。
新たな販売チャネル(EC強化など)の開拓による売上拡大。
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による価格競争の激化。
アウトドアブームの失速や、釣り人口の減少。
大手小売業者の直接仕入れや、海外からの安価な製品流入による市場シェアの低下。
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
ティムコの競争優位性が失われるシナリオは、まず「規模の経済」が崩壊することである。これは、主要な仕入れ先との関係悪化や、より大規模な競合他社の出現、あるいは顧客である小売業者が仕入れ先を多様化・集約し、ティムコの交渉力を低下させることで起こりうる。また、PB商品の開発・販売が失敗し、差別化要因を失うことも考えられる。さらに、釣り具市場全体が縮小するか、あるいはティムコが対応できないような新たなトレンド(例:サステナビリティへの強い要求、デジタル化への遅れ)が出現し、既存のビジネスモデルが陳腐化する可能性も否定できない。これらの要因が複合的に作用することで、ティムコは競争力を失い、市場から淘汰されるリスクがある。
5年後のモート予測
アウトドアブームの継続とPB商品の成長により、売上・利益ともに堅調に推移。卸売シェアを維持・拡大し、安定した収益基盤を確保する。
市場環境は横ばいだが、既存事業の効率化とPB商品の緩やかな成長により、微増収・微増益を維持する。
価格競争の激化や市場縮小により、売上・利益ともに減少。PB商品の伸び悩みや、大手競合へのシェア奪取により、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 46億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 81.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 3年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 42.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.99倍 |
合格数:1/7 部分的合格