トルク(8077)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 192 | 3 | 6 | 9 | 5.6 | 21.8 | 6.0 | 51.1 |
| FY2017 | 209 | 5 | 6 | -1 | 5.0 | 22.4 | 6.0 | 51.1 |
| FY2018 | 228 | 6 | 6 | -0 | 5.0 | 22.8 | 6.0 | 49.9 |
| FY2019 | 221 | 4 | 5 | -18 | 4.0 | 18.5 | 6.0 | 44.8 |
| FY2020 | 190 | -1 | -1 | -5 | -1.2 | -5.3 | 6.0 | 43.7 |
| FY2021 | 193 | 2 | 3 | -32 | 2.4 | 10.5 | 6.0 | 37.3 |
| FY2022 | 205 | 4 | 5 | -26 | 4.8 | 21.5 | 6.0 | 35.5 |
| FY2023 | 218 | 8 | 8 | 18 | 6.9 | 34.1 | 6.0 | 37.7 |
| FY2024 | 224 | 9 | 9 | 1 | 6.8 | 36.5 | 6.0 | 39.3 |
| FY2025 | 225 | 10 | 9 | 19 | 6.3 | 39.9 | 6.0 | 42.0 |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
公開情報からは、トルクが保有する特許、ブランド、規制ライセンス、独占的IPなどの無形資産に関する具体的な情報は確認できませんでした。卸売業という業態からも、このタイプのモートは限定的と考えられます。
トルクは主にアパレル製品の卸売を行っており、取引先は小売店やEC事業者などです。特定のブランドや商品群に依存している場合、取引先は代替可能な仕入先への変更を検討する可能性があります。ただし、長年の取引関係や特定のニーズへの対応力があれば、一定のスイッチング・コストは発生し得ます。
アパレル卸売業において、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は一般的に見られません。トルクのビジネスモデルは、サプライヤーとバイヤーを繋ぐ仲介機能が中心であり、ネットワーク効果は期待できません。
卸売業においては、仕入交渉力や物流効率がコスト優位性に繋がる可能性があります。トルクが特定のサプライヤーから有利な条件で仕入れている、あるいは効率的な物流網を構築している場合、コスト面での優位性が生まれる可能性がありますが、その程度は不明です。
トルクはアパレル卸売業において一定の事業規模を有しており、規模の経済による効率化の恩恵を受けている可能性があります。しかし、業界全体が多数のプレイヤーで構成されている場合、寡占的な地位を確立しているとは言えず、規模の経済による競争優位性は限定的と考えられます。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定の有力ブランドとの独占的または優先的な取引関係の構築・維持
新規販路(特にECチャネル)の開拓による売上拡大
効率的なサプライチェーンマネジメントによるコスト削減効果の実現
弱気シナリオ(モート侵食)
主要取引先との関係悪化や取引条件の変更
競合他社による低価格攻勢や代替ブランドの台頭
アパレル市場全体の需要低迷やトレンドの変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
トルクの投資が失敗するには、まず同社が持つアパレル卸売業における競争優位性が、想定以上に早く失われることが必要です。具体的には、主要な仕入先が自社販売チャネルを強化したり、競合他社がより有利な条件で同様の商品を調達・販売できるようになるケースが考えられます。また、取引先である小売店やEC事業者が、トルクを介さずに直接メーカーと取引するようになる、あるいはより安価で魅力的な代替サプライヤーを見つけることが、スイッチング・コストの低下を招き、トルクの収益性を圧迫するでしょう。さらに、アパレル市場全体の構造変化(例:ファストファッションの台頭、サステナビリティへの要求の高まり)にトルクが適応できず、陳腐化していくシナリオも考えられます。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な収益成長が阻害され、投資としての魅力が失われると考えられます。
5年後のモート予測
有力ブランドとの関係強化や新規販路開拓により、売上高・利益ともに堅調な成長を続ける。特にECチャネルへの適応が進み、収益性が向上する。
既存取引先との関係を維持しつつ、緩やかな成長を見込む。市場環境の変化に一部対応し、安定した収益基盤を維持する。
主要取引先との関係悪化や競合激化により、売上・利益ともに減少傾向となる。アパレル市場の構造変化への対応が遅れ、収益性が悪化する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 47億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 42.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 22.9% | |
| 6. 適度なPER | PER 5.2倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.33倍 |
合格数:3/7 部分的合格