船井総研ホールディングス(9757)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 164 | 39 | 26 | 32 | 13.3 | 75.6 | 36.0 | 83.5 |
| FY2017 | 187 | 46 | 32 | 30 | 14.8 | 63.4 | 45.0 | 83.3 |
| FY2018 | 217 | 49 | 35 | 33 | 15.9 | 70.0 | 35.0 | 81.9 |
| FY2019 | 258 | 57 | 39 | 40 | 16.7 | 76.7 | 40.0 | 79.4 |
| FY2020 | 250 | 50 | 35 | 38 | 14.8 | 70.3 | 45.0 | 82.4 |
| FY2021 | 288 | 63 | 44 | 50 | 17.0 | 88.6 | 48.0 | 80.7 |
| FY2022 | 256 | 71 | 50 | 53 | 18.0 | 100.9 | 55.0 | 81.7 |
| FY2023 | 282 | 72 | 52 | 32 | 20.2 | 106.3 | 65.0 | 79.2 |
| FY2024 | 306 | 83 | 60 | 44 | 24.0 | 128.0 | 75.0 | 77.2 |
| FY2025 | 333 | 88 | 65 | 99 | 25.3 | 70.7 | 85.0 | 72.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:7/25 主要モート:無形資産 持続性:判定中
船井総研ホールディングスは、長年にわたり培ってきたコンサルティングノウハウや、独自の研修プログラム、セミナー運営によるブランド認知度を有している。特に中小企業向け経営コンサルティング分野での実績は、一定の無形資産として評価できる。しかし、特許や規制ライセンスのような強力な独占的IPは限定的である。
同社のコンサルティングサービスは、顧客企業との継続的な関係構築が重要であり、一度契約した顧客が他社へ乗り換えるには、新たなコンサルタントとの関係構築や情報共有の手間が発生する。しかし、コンサルティング契約は比較的短期間で更新される場合もあり、スイッチング・コストは限定的である。
同社のビジネスモデルは、顧客企業との直接的な関係性が中心であり、ユーザー数の増加がサービス価値を直接的に高めるネットワーク効果は基本的に見られない。
中小企業向けに特化することで、ある程度の規模の経済性は期待できるが、コンサルティング業界全体として、人材獲得競争や人件費の上昇圧力があり、構造的なコスト優位性を確立しているとは言えない。競合他社との差別化は主にサービス品質やノウハウに依存している。
中小企業向けコンサルティング市場において、一定のシェアを占めていると考えられるが、業界全体が多数のプレイヤーで構成されており、寡占化が進んでいるとは言えない。規模の経済による圧倒的な効率性は限定的である。
競合との比較優位
強気シナリオ
DX支援やM&Aアドバイザリーなど、高付加価値サービスの拡充による収益性の向上
地方創生や事業承継といった、中小企業が抱える構造的な課題への対応強化
デジタルプラットフォームの活用による、コンサルティングサービスの効率化とリーチ拡大
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格コンサルティングサービスの提供
景気後退による中小企業のコンサルティング需要の低迷
DX人材や専門コンサルタントの獲得競争激化による人件費の高騰
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、同社が中小企業向けコンサルティング市場における長年の経験とブランド力を活かせず、競合他社に対して価格競争力やサービス提供能力で劣後するようになる必要がある。具体的には、デジタル化の波に乗り遅れ、提供するソリューションが陳腐化したり、優秀なコンサルタントを継続的に確保・育成できずに人材流出が続いたりする場合、顧客離れが進み、収益基盤が弱体化するだろう。また、中小企業を取り巻く経済環境が著しく悪化し、コンサルティングへの投資余力が恒常的に失われるシナリオも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性は失われ、投資としての魅力は低下する。
5年後のモート予測
高付加価値サービスへのシフトとデジタル化推進により、顧客単価上昇と業務効率化が進み、収益性が大きく改善する。
既存事業の安定的な成長に加え、新規サービス分野での緩やかな拡大が見込まれ、堅調な業績推移を維持する。
景気悪化や競合激化により、新規顧客獲得が困難になり、既存顧客の契約更新率も低下し、業績が低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 1,001億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 72.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 10年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -11.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 15.3倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 3.95倍 |
合格数:3/7 部分的合格
直近の適時開示
- 2026-08-10 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-07-01 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-06-15 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)
- 2026-05-13 自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)