東洋テック(9686)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2016 | 213 | 7 | 5 | -13 | 2.4 | 44.7 | — | 74.2 |
| FY2017 | 222 | 10 | 6 | -4 | 2.9 | 56.1 | 25.0 | 71.2 |
| FY2018 | 232 | 10 | 7 | -14 | 3.4 | 66.8 | 26.0 | 67.4 |
| FY2019 | 248 | 11 | 9 | 6 | 4.1 | 82.6 | 28.0 | 69.8 |
| FY2020 | 260 | 7 | 6 | -1 | 2.6 | 53.7 | 30.0 | 67.7 |
| FY2021 | 275 | 8 | 5 | 10 | 2.2 | 43.6 | 30.0 | 68.4 |
| FY2022 | 301 | 8 | 7 | 2 | 3.6 | 72.6 | 30.0 | 65.3 |
| FY2023 | 312 | 10 | 6 | -11 | 2.9 | 61.0 | 33.0 | 59.6 |
| FY2024 | 349 | 10 | 7 | -16 | 3.2 | 67.1 | 36.0 | 56.0 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 40.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:4/25 主要モート:none 持続性:判定中
東洋テックの財務サマリデータが未収録のため、ブランド力、特許、規制ライセンス、IPなどの無形資産に関する具体的な評価は困難です。公開情報からは、明確な無形資産の優位性を示す情報は確認できません。
東洋テックは主にビルメンテナンス、設備管理、警備サービスを提供しています。これらのサービスは、一度契約すると顧客が他の業者へ切り替える際には、一定の手間やコスト(再契約、引き継ぎ等)が発生する可能性があります。しかし、サービス内容の標準化が進んでいる可能性もあり、スイッチング・コストは限定的と考えられます。
東洋テックの事業内容(ビルメンテナンス、設備管理、警備等)には、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果は基本的に見られません。各顧客との個別契約に基づくサービス提供が中心です。
ビルメンテナンス業界は競争が激しく、価格競争に陥りやすい側面があります。東洋テックが他社と比較して構造的に低いコストでサービスを提供できるという明確な証拠はありません。規模の経済によるコスト優位性も限定的と考えられます。
東洋テックはビルメンテナンス、設備管理、警備サービスを全国展開していますが、業界全体で見ると大手競合も多数存在します。特定の地域やサービス分野で圧倒的なシェアを持つわけではなく、効率規模による明確な優位性は現時点では確認できません。
競合との比較優位
強気シナリオ
既存顧客との長期契約の更新率が高いこと
新規顧客獲得における高い成約率とリピート率
省力化・効率化技術の導入によるコスト競争力の向上
弱気シナリオ(モート侵食)
競合他社による低価格攻勢への対応遅れ
主要顧客の契約打ち切りや取引縮小
人件費の高騰による収益性の悪化
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
東洋テックの投資が失敗するシナリオは、まず、同社が提供するビルメンテナンスや設備管理サービスが、競合他社に対して価格競争力で劣後し、顧客離れが加速することである。特に、技術革新やオペレーション効率化で先行する競合が現れ、東洋テックのサービスが陳腐化した場合、既存顧客のスイッチング・コストを上回る魅力的な代替案に顧客が流れるだろう。また、人手不足が深刻化する中で、同社が安定的に質の高いサービスを提供するための人材確保と育成に失敗し、サービス品質の低下を招くことも、顧客離れを助長する要因となる。さらに、主要な顧客基盤が特定の業界や地域に集中しており、その業界や地域の景気後退や構造的な変化の影響を直接的に受け、収益が大きく落ち込むリスクも考えられる。これらの要因が複合的に作用することで、同社の持続的な競争優位性が失われ、投資としての魅力が低下するだろう。
5年後のモート予測
既存顧客基盤の維持と新規顧客獲得が進み、サービス品質の向上と効率化により、安定的な収益成長を達成する。
緩やかな市場成長と競争環境の厳しさの中で、既存事業の維持に注力し、限定的ながらも収益を確保し続ける。
価格競争の激化や人件費高騰により収益性が悪化し、主要顧客の喪失リスクも抱えながら、厳しい事業運営を強いられる。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 159億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 56.0% | |
| 3. 利益の安定性 | 9年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 15.4% | |
| 6. 適度なPER | PER 23.0倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 0.74倍 |
合格数:2/7 部分的合格