コプロ・ホールディングス(7059)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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9年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2018 | 108 | 13 | 9 | 10 | 20.0 | 227.5 | — | 62.8 |
| FY2019 | 131 | 16 | 11 | 10 | 19.8 | 230.2 | 42.0 | 68.3 |
| FY2020 | 148 | 14 | 10 | 9 | 16.1 | 106.7 | 60.0 | 73.7 |
| FY2021 | 156 | 16 | 10 | -4 | 14.6 | 102.1 | 75.0 | 74.0 |
| FY2022 | 188 | 13 | 9 | 7 | 12.2 | 93.1 | 40.0 | 70.4 |
| FY2023 | 241 | 21 | 15 | 20 | 18.0 | 77.7 | 50.0 | 66.3 |
| FY2024 | 300 | 28 | 18 | 19 | 21.7 | 95.5 | — | 63.2 |
| FY2025 | — | — | — | — | — | — | 60.0 | — |
| FY2027 | — | — | — | — | — | — | 45.0 | — |
バフェット流モート診断
総合スコア:5/25 主要モート:スイッチング・コスト 持続性:判定中
コプロ・ホールディングスは、人材派遣・紹介事業を主軸としており、特定の強力なブランド、特許、規制ライセンス、独占的IPといった無形資産の優位性は現時点では確認できません。事業の性質上、人的資本が中心となります。
派遣・紹介事業では、企業と求職者の双方にマッチングサービスを提供しています。企業側は、求職者を探す手間やコスト、入社後のミスマッチリスクを考慮すると、一定のスイッチング・コストが存在する可能性があります。しかし、競合他社も多く、乗り換え障壁は限定的と考えられます。
コプロ・ホールディングスの事業モデルは、ユーザー数の増加がサービスの価値を直接的に高めるネットワーク効果を生み出す構造ではありません。求職者と企業のマッチングは個別の取引であり、プラットフォーム全体の価値向上に繋がるものではありません。
人材派遣・紹介事業は、一般的に労働集約型であり、構造的なコスト優位性を築くことは困難です。同社が独自の効率化やテクノロジー活用でコスト削減を実現している具体的な証拠は現時点では見られず、業界平均と比較して突出した優位性はありません。
人材派遣・紹介業界は多数の企業が存在する競争環境ですが、コプロ・ホールディングスは一定の規模を持ち、特定の地域や職種においては一定のプレゼンスを有していると考えられます。しかし、業界全体を代表するような寡占的な地位を築いているとは言えません。
競合との比較優位
強気シナリオ
特定分野における専門性の強化とブランド認知度向上による顧客基盤の拡大
テクノロジー活用によるマッチング精度の向上と業務効率化の実現
M&Aによる事業規模の拡大とサービス提供エリアの拡充
弱気シナリオ(モート侵食)
人材紹介市場の競争激化による手数料率の低下圧力
景気変動による派遣・紹介需要の減少リスク
法規制の変更や労働市場の変化への対応遅れ
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
コプロ・ホールディングスへの投資が失敗するには、同社が人材派遣・紹介事業において、競合他社に対して明確な優位性を築けない状況が継続することが考えられます。具体的には、ブランド力や独自技術の欠如から、価格競争に巻き込まれ、利益率が低下し続けるシナリオです。また、求職者や派遣先企業が容易に他社へ乗り換えられる状況が続けば、顧客基盤の安定性が損なわれます。さらに、人材市場の構造変化(例:ギグワークの拡大、AIによる自動化)に対応できず、事業モデルが陳腐化するリスクも考えられます。これらの要因が複合的に作用し、同社の持続的な成長を阻害することが、投資失敗の根拠となり得ます。
5年後のモート予測
特定分野での専門性強化とテクノロジー活用によるマッチング精度向上で、顧客獲得が進み、売上・利益ともに堅調に成長する。
人材市場の競争環境は厳しいものの、既存事業の維持・拡大と緩やかな効率化により、安定的な収益を確保し続ける。
競争激化や市場環境の悪化により、手数料率の低下や需要の減少に見舞われ、業績が低迷する。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 154億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 63.2% | |
| 3. 利益の安定性 | 7年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 -2.2% | |
| 6. 適度なPER | PER 8.5倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 1.87倍 |
合格数:2/7 部分的合格