極楽湯ホールディングス(2340)に経済的な堀はあるか
株価
主要指標
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株価推移
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10年財務トレンド
| 年度 | 売上(億) | 営業利益(億) | 純利益(億) | FCF(億) | ROE(%) | EPS(円) | 配当(円) | 自己資本比率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2015 | 141 | 4 | 3 | 8 | 4.6 | 24.2 | — | 26.6 |
| FY2016 | 138 | 7 | 3 | -11 | 4.0 | 21.2 | — | 28.0 |
| FY2017 | 140 | 5 | 3 | -12 | 2.6 | 15.7 | 6.0 | 34.6 |
| FY2018 | 160 | 3 | 0 | -37 | 0.0 | 0.1 | 6.0 | 29.7 |
| FY2019 | 146 | -3 | -33 | 0 | -82.3 | -196.7 | 6.0 | 16.5 |
| FY2020 | 105 | -15 | -31 | -2 | -231.7 | -179.6 | 0.0 | 5.5 |
| FY2021 | 100 | -6 | -20 | 8 | 16,491.7 | -99.2 | 0.0 | -2.0 |
| FY2022 | 128 | 0 | -3 | 10 | -204.0 | -14.2 | 0.0 | -0.9 |
| FY2023 | 141 | 7 | 7 | 5 | 23.3 | 24.7 | 0.0 | 24.1 |
| FY2024 | 152 | 11 | 8 | 10 | 20.1 | 24.7 | 0.0 | 27.4 |
バフェット流モート診断
総合スコア:6/25 主要モート:none 持続性:判定中
「極楽湯」ブランドは一定の認知度を持つが、特許や独占的IPは限定的。中国事業における「楽湯」ブランドも展開しているが、グローバルな強力な無形資産とは言えない。ブランド価値向上への投資は継続されている。
既存顧客はリピーターとなる傾向があるが、近隣に競合施設があれば容易に乗り換えられる。会員制度やポイントプログラムはあるものの、顧客のスイッチングコストは低いと考えられる。
温浴施設事業は、利用者が増えることで施設自体の価値が向上するネットワーク効果は基本的に発生しない。個々の店舗の利用体験が中心となる。
長年の運営ノウハウによる効率的な店舗運営や、仕入れにおける一定の交渉力は考えられる。しかし、大規模なスケールメリットによる圧倒的なコスト優位性は見出しにくい。中国事業でのコスト構造は異なる可能性がある。
国内で一定数の店舗を展開しており、地域によっては寡占的な地位を築いている可能性がある。しかし、業界全体で見ると多数の競合が存在し、業界規模に対して最適化された少数寡占とは言えない。
競合との比較優位
強気シナリオ
国内既存店の収益性改善と新規出店による着実な成長
中国事業におけるブランド認知度向上と店舗網拡大
FC展開の加速による資本効率の向上
弱気シナリオ(モート侵食)
国内における競合施設の増加と価格競争の激化
中国事業における景気減速や規制強化のリスク
人件費や原材料費の高騰による収益圧迫
反転思考(マンガー流:どうすればこの会社は壊れるか)
この投資が失敗するには、極楽湯ホールディングスが既存の温浴施設事業の競争優位性を維持・強化できないことが真実でなければならない。具体的には、競合他社がより魅力的な施設やサービスを低価格で提供し、顧客を奪っていく状況が継続すること。また、中国市場での成長戦略が、現地の文化や規制、競合環境の変化に対応できず、期待したほどの収益を上げられない、あるいは赤字が継続するシナリオも考えられる。さらに、FCオーナーとの関係悪化や、新規出店における立地選定の失敗が相次ぎ、成長の鈍化や既存店の稼働率低下を招くことも、この投資の失敗につながるだろう。ブランドイメージの陳腐化や、衛生管理、サービス品質の低下が顧客離れを加速させる可能性も否定できない。
5年後のモート予測
国内・中国両市場での着実な店舗展開と既存店効率化により、売上・利益ともに安定的な成長を続ける。特に中国事業が牽引役となる。
国内は緩やかな成長、中国は市場環境を見ながらの出店ペースとなる。コスト上昇の影響を受けつつも、ブランド力で一定の収益を確保する。
国内の競争激化と中国市場の不確実性により、成長が鈍化。コスト増も重なり、収益性は悪化するリスクがある。
グレアム防衛的投資家 7基準
| 1. 適切な企業規模 | 時価総額 150億 | |
| 2. 健全な財務 | 自己資本比率 27.4% | |
| 3. 利益の安定性 | 6年連続黒字 | |
| 4. 配当の継続性 | ?年連続配当 | |
| 5. 利益成長 | EPS 3年成長 —% | |
| 6. 適度なPER | PER 19.4倍 | |
| 7. 適度なPBR | PBR 4.23倍 |
合格数:0/7 部分的合格